女子ライダーをナンパする全オジサンライダーはこれを読め。ナンシーオジサン、ヤリモク老害ライダーの現実(撃退法も)

バイクという共通の趣味があると仲良くなれる、もしかしたら・・・とワンチャンを狙っている勘違い男性ライダーがある一定数存在するらしい。

そりゃあ、僕だってバイク女子とお近づきになれるなら嬉しいし、バイクという共通の趣味で盛り上がりたいのは男として正直な気持ちだ。ただ、現実はそんなに甘くないし、そもそも女子ライダーの大半はそんな出会いを求めてバイクに乗っている訳ではない、ということを十分に理解しているし、話しかけても迷惑でしかないと思っているので、もし女子ソロライダーを見かけても絶対に話かけることはない。

それでも、そういった「迷惑」であることを理解せずに自己中心的な考えで話しかけてしまう勘違い男性ライダーが存在するから、世の中の女子ライダーは困っていたりするのだ。

今回の記事は、淡々と自戒をこめて書き進めていくことにする。そしてオジサンライダーをぶった斬るので、心当たりがあるオジサンは覚悟して読み進めて欲しい。

目次

オジサンはゴキブリ以下

まず、世の中のオジサンという生物(自分も含めて)の大半は、自分が全人類から嫌われている、ということを理解していない。これは言い過ぎかもしれないが、それぐらいに思っておいた方が間違いを犯さなくて済む。

特に若い女性からは100%嫌われていると思って間違いない。

なんなら、女子ライダーからするとオジサンライダーはその辺の害虫、ゴキブリ、雑草ぐらいと思っておいた方がいい。そう、迷惑な存在なのだ。

女子ライダーがバイクに乗る理由は色々あると思うが、決してオジサンライダーと仲良くなりたいとか、繋がりたいとか、そんな理由では無い。そんなことはこれっぽっちも考えていない。

いやいや、「挨拶しただけ」「人として挨拶ぐらいは礼儀だろ」とか、そういうことも嫌がられると思っておいた方がいい。なんなら女子ライダーの中にはそんな軽い挨拶に恐怖さえ感じる人もいる

だいたい、見ず知らずの人に挨拶をしなければいけない礼儀なんて存在しないだろう。それが女子じゃなくても挨拶するんか?と言いたくなる。ヤエーだけしておけばいいじゃないか。

酷い人だと、オジサンライダーにしつこく付き纏われて、あげくずっとバイクでついてくるオジサンライダーもいるというから困ったもんだ。もうここまで来ると警察に通報した方がいい。

勘違いするオジサンライダー

オジサンライダーは、総じて勘違いしやすい。ソロで走っている女子ライダーに話しかけた時に、笑顔で愛想よく返事されたりした時にはもう、「俺に気があるんじゃないか?」「LINE交換できるんじゃないか?」「ワンチャンいけんるじゃないか?」と妄想に妄想を膨らましてしまうから痛いもんだ。

さて、オジサンライダー諸君、なぜソロ女子ライダーが、愛想良く返事をするか考えてみよう。

それはね、怖いからなんですよ。見ず知らずのオジサンに声をかけられて、愛想悪く返事したり無視したりした時に逆ギレされるのが怖いからなんですよ。体格も腕力も自分より上のオジサンに、キレられたら怖いからなんですよ。

我々オジサンが山の中で熊に遭遇するのと同じです。その場をなんとなくやり過ごしたいから、機嫌を損ねず穏便に済ませたいから愛想良くしてるだけであって、決してオジサンライダーに惚れたとかではありません。断言します。

また、SNSでもオジサンライダーは女子ライダーにすぐ絡む。フォロバされたらDMを送りつけ、一緒に走ろうとかLINE交換しようとか・・・もうね、SNSやめた方がいいです。

#バイク乗りと繋がりたい #バイク好きと繋がりたい とかいうタグをつけてツイートしてるバイク女子も多くいるが、実はそのタグの後ろに(オジサン以外)という隠しワードが入っていることをオジサンには理解して欲しい。バイク女子は、バイク好きの女子と繋がりたい、もしくはバイク好きのイケメンと繋がりたいと思っているわけで、バイク好きのオジサンとは繋がりたいなんて思っていません。

今からツーリング行くので、誰か一緒に走ってください!」というツイートにしてもそう。バイク女子と一緒に走りたいか、Twitter上でも現実でも繋がっている男友達と走りたいだけなんです。誰か」の中に、見ず知らずのオジサンは含まれておりません。

バイク女子の彼女が欲しい!

たまに、「女子ライダーと結婚します!」とか「女子ライダーの彼女できました!」とかSNSで見かけることがあるが、これも勘違いしないほうがいい。

宝くじが当たる確率ぐらいの割合で、ツーリング先で女子ライダーと知り合いになり、そこから発展することも、ごくごく稀にあるかもしれない。でもね、それはオジサンではない。若いイケメンライダーの話です。

そして、そういったカップルや夫婦は、ツーリングの場以外で知り合いになり、たまたま趣味が同じバイクだった。ということの方が多いと思う。例えば合コンとか、マッチングアプリとか。

オジサンライダーはいい加減、ツーリング先でバイク女子を探すのは諦めた方がいい。マッチングアプリなら何も問題はない。相手も出会いを求めているんだから、そこはガンガンやればいい。マッチングアプリで趣味がバイクの女子を探せばいいのです。

周りにも迷惑をかけるオジサンライダー

僕が一番許せないのは、オジサンライダーは自分が迷惑なことをしているのを理解していないこと。実は迷惑をかけているのは当事者の女性だけではなく、他の真面目なオジサンライダーにも迷惑がかかっているのだ。

一部の勘違いオジサンライダーが女子ライダーに声をかけたり、しつこく付き纏ったり、SNSで執拗に絡んだりすることで、僕たち普通のオジサンライダーも同類の扱いをされる。ナンパオジサンライダーと、無害オジサンライダーをひとまとめにして「だからオジサンライダーは・・・」と言われてしまうのだ。

これにはたまったもんじゃない。仮にツーリング先で女子ライダーが近くにいても、そういう目で見られているんじゃないかと、逆に気を遣わなくてはならない。

さらに、女子ライダーの中には、そういったしつこいナンパオジサンライダーのせいで、一人でツーリングに行くことが億劫になってしまい、そのままバイクも嫌いになってしまう・・・という悲しい結末にもなったりする。勘違いオジサンライダーのせいで、一人の女子ライダーからバイクという趣味を奪ってしまう事もある、ということを理解して欲しい。

しつこいオジサンライダーの撃退方法

さて、では女子ライダーに向けて、どうすればしつこくナンパしてくるオジサンライダーを撃退できるのだろうか。

百戦錬磨の女子ライダーならその辺りは心得ているだろうが、初心者女子ライダーや、気の弱い女子ライダーに向けて、僕が思いつく撃退方法をあげてみよう。

ヘッドフォンまたはイヤホンをする

休憩する際にヘルメットを脱いだらすぐさまヘッドフォンかイヤホンを付けると良いと思う。実際に音楽なんて聴いていなくても良い。聴いている風でいいのだ。ヘッドフォンかイヤホンをしている人にわざわざ大声で話しかけようと思うオジサンライダーは少ないはず。仮に、それでも話しかけられたとしたら聞こえないフリして無視しておけばいい。

バイクが溜まっている所には停めない

道の駅やPAなどでは、バイク溜まりを避けて停めるようにした方がいいとは思う。ただこれは微妙で、一人ポツンとしているからこそ、わざわざ声をかけに来るオジサンが現れる可能性もある。諸刃の剣だ。もし女子ライダーがいるならその隣に停めるのはアリだと思う。

女子トイレに逃げる

お手洗いに行くので・・・と断ってすぐさま女子トイレに逃げ込むという手もある。もしかしたら女子トイレから出てくるまで待っているオジサンライダーがいるかもしれないが、その時は警察に通報するか、トイレに入ってきた強そうなおばちゃんを見つけて助けを求めるしかない。

電話をしているフリをする

スマホを耳に当てて、誰かと電話をしているフリをしておくと、なかなか話しかけづらいのでこれは有効かもしれない。別に言葉を発しなくても、首を縦に振っているだけで通話しているように見える。

武器を持つ

スタンガン、催涙スプレーなどを携帯しておき、あまりにもしつこいようなら強硬手段に出る。のはやめておいた方が良い。相手が逆上して危害を加えられる危険性がある。

イカついライダーに助けを求める

やんちゃそうな、イカついライダーに「助けてください!」と助けを求めるのはどうだろうか。ただ、これは一か八かで、助けてはくれるだろうが、その後イカついオジサンライダーにしつこく付き纏われる可能性も捨てきれない。

オジサンライダーがバイク女子と仲良くなる方法

結論から言おう。そんな方法は無い

いくら速く峠を攻めれても、いくら技術が上手くても、いくらカスタムがすごくても、いくら高いバイクに乗っていても、いくら排気量が大きくても、いくら珍しいバイクに乗っていても、いくらバイクの知識がすごくても、バイク女子からしたらそんなこと1mmも興味がないのだ。

厳密に言うと、そんなライディング技術やカスタムバイク自体に興味はあったとしても、そのバイクに乗っているオジサンには興味が無い、と言った方がわかりやすいだろう。

なので、バイクというツールを使って、同じ趣味だからとナンパし、自分の得意分野でマウントを取ってもバイク女子がそんなオジサンに惹かれることはない。仲良くなれる事もない。

もし、仮に、万が一、仲良くなれることがあるとしたら、それはバイクではなく、人間性なのではないだろうか。

バイクを降りた時の仕草や立ち居振る舞い、清潔感だったり服装のセンス、言葉遣い、気遣いだったり思いやりなど、人間として、ひとりの男性として魅力があるかどうかではないだろうか。

要は、バイクは関係ないということだ。

残念ながらこういった、オジサンが女性をナンパする迷惑行為はバイク界隈に限らず、色んな分野でも同様のことが起こっている。キャンプにしてもそうだし、ゴルフにしてもそう。とにかく世の中のオジサンという生物は、勘違いしやすく、自己中心的で、その上全地球上の女子から嫌われていると思っておいて欲しい。

そのことを踏まえた上で、自分を見つめ直し、謙虚に、誰にも迷惑をかけずに趣味を楽しめばいい。考えてみれば悲しい生き物だが、オジサンに生まれてしまったんだからそこは諦めるしかない。

もし、モテたいなら、女子と仲良くなりたいなら、バイクの技術を磨くのではなく男を磨く努力をすれば、いつかいい人に巡り会えるかもしれない。せめてそう願いたい。

自戒を込めて・・・

事故から身を守るために最低限の装備は揃えておきたいけど見た目が・・・という方にオススメのインナープロテクターをこちらの記事で紹介しています。

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この記事を書いた人

本メディアの運営者。久しぶりにバイクに乗るために、古物商許可を取得しバイクオークションを始める。兵庫県在住、猫2匹と暮らすリターンライダー。愛車はCB400SF NC31 Version-S→CBR954RR(現在)
バイカーの皆様にとって楽しく役に立つメディアを目指し現在奮闘中。

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