僕は自分のバイクをあまりカスタムしようと思わない。セコイと思われるだろうが、どうしても売る時のことを考えてしまうのだ。
一般的にはバチバチにカスタムしたバイクより、ノーマルに近い車両の方が売れやすいし、高値が付きやすい。
偶然、そのカスタムが気に入った人がいれば、それ相応の金額で売れるかもしれないが、カスタムなんて千差万別、その人の好みがモロに出るし、ノーマルをカスタムしていく楽しさを味わうという意味でも、カスタム車両は売れにくいと思っている。なので、カスタムをするなら純正部品は必ず手元に置いておいた方が良いだろう。
ただ、それでもやはり、自分の愛車をカッコよくしたい気持ちはもちろんある。
ということで今回は、誰にでも自分で簡単に安くできる「タイヤ」のドレスアップ、タイヤマーカーペンを使って文字を白く塗ってみた。
真夏にするなら日陰でしましょう・・・
Amazonの安いペンにはご注意を
まず最初に、タイヤマーカーペンを購入する必要がある。その辺で売っているポスカとかでも代用できそうだが、試したことは無いのでわからない。
Amazonで安く売っているが、ここで気をつけて欲しい。
❌この商品は買わない方がいい。⇩
実際に僕が買って失敗したのだから間違い無いと思うが、まず海外から発送されるので届くまでに2週間ぐらいかかる。そして届いたのはいいが、中を開けてみると入っていたのは意味のわからないキーホルダーがひとつだけ。
タイヤマーカーペンが4本セットで安いやん!と思っていたら大間違い。どうでもいいキーホルダーが届いたのだ。
返金申請をして返金してもらったが、どこでどう間違えたらキーホルダーになるのか未だにわからない。レビューをよく見てみると同じような人がちらほらいるので、事前に確認しとけば良かったと後悔し、反省している。
⭕️その後、僕が買ったのが日本製のこちら。⇩
実際にこれを使って文字を白くキレイに塗ることができたので、品質は僕が保証する。
4本セットを見た後には割高感があるが、これにしておけば間違いないのでオススメします。
他に準備するもの
このペンを使用する前に、タイヤの汚れをしっかりと落としておく必要がある。大事なのでもう一回言うが、ホントにしっかり落としておかないと後悔することになる。
その辺にある洗剤ではタイヤの汚れなんて落ちないと思っておいた方がいい。実際に僕も中性洗剤で洗ったが、全然汚れは落ちなかった。そのせいで文字が茶色くなってしまい修正に苦労した。
じゃあ何を使えばいいの?となるが、おすすめはパーツクリーナーだ。
ご存知の方も多いと思うが、このクリーナーはバイクのメンテでは欠かせない。あらゆるバイク部品の洗浄に使えるので、持っておいて損はないのでぜひ。
これだとしっかりとタイヤの汚れ、油分などが落とせる。
次に、このパーツクリーナーを使った時に汚れが地面に落ちるので、新聞紙や雑巾など地面をカバーするものが必要。
そして、パーツクリーナーを吹き付けた部分の汚れを拭き取るペーパーやウエス、乾いた布を用意しておくといい。
以上で、準備はバッチリだ。
実際に塗ってみる
①まず、パーツクリーナーを対象部分にざっくりと吹き付けて汚れを拭き取る。最初は汚れがベッタリついて真っ黒になるが、これを3回から4回ほど繰り返すと汚れがつかなくなる。
最後に軽く吹き付けて、ペーパーなどで軽く抑えるように拭き取る。半分湿っていても時間が経てば乾くので、それでいい。
②十分に乾燥したら、白いペンで文字を塗っていく。というか、なぞるだけなの簡単にできる。
ここで一旦チェックして欲しいのだが、1文字か2文字ぐらい塗ってみて、文字が微妙に茶色くなるようなら汚れが完全に落ちていない証拠なので、再度パーツクリーナーで洗浄するようにして欲しい。
キレイに洗浄できた後だと、当然だが真っ白に濡れるので違いはハッキリとわかる。
もし、文字からはみ出てしまったら、マーカーペンに付属の修正ペン(黒のペン)で修正できるのでそこまで神経質になる必要もない。
③一度塗っただけだとムラが出るので、塗った文字が十分に乾いたら、上塗りし、また乾いたら塗る、という工程を3回ほど繰り返すとキレイになると思う。
カッコよくできて満足
自分的にはとてもキレイにできて満足しているし、タイヤにメリハリがついてカッコよくなったと思う。
気のせいかもしれないが、パッと見速そうにも見える。
以上、タイヤーマーカーペンを使って誰にでも簡単に安くできるタイヤをカッコよくする方法の紹介だったが、いくつかの注意点だけきちんと守れば、本当に簡単にできるのでぜひ試してみて欲しい。
これで友達のバイクと差別化できることは間違いなし!
以下に注意点をまとめておきますね。
- Amazonの4本セットは買わない方がいい
- タイヤの汚れは頑固。パーツクリーナーでしっかりと落とすこと
- 地面を保護するもの準備しよう
- 重ね塗りすることでよりキレイな仕上がりに
今回使用した商品はこちら⇩