バイク界隈のマウントおじさん「そのバイク何CC?」

「そのバイク、何CC?」

僕は長年、ゴルフを趣味としてやっていて今も続けている。ゴルフ界隈にある主なマウントといえば、スコアマウント、メンバー(会員権)マウント、ギアマウント、飛距離マウント、ウェアマウントぐらいだろうか。

どの業界でも少なからずマウントはあると思うが、バイクにもマウントがあるのは皆さんご存知の通り。

一番よく聞くのが、排気量マウント

「やっぱりバイクは大型だよね〜」みたなやつ。

この、排気量マウントを取ってくる人のことを、「ナンシーおじさん」とも言うことがあるらしいが、僕は排気量マウントおじさんとナンシーおじさんは似て非なるものだと思っている。

排気量マウントおじさんは、排気量が自分のバイクより小さいライダーに対して、「バイクは排気量が大きいほいが良い」という独自の理論を押し付けてくるタイプの人だと思う。

確かに排気量が大きいバイクの方が、長距離走行や高速道路などでは運転していて楽なのかもしれないが、その人が好きでその排気量のバイクに乗っているのだから、ぶっちゃけ「ほっといてくれ」ということの他に何もない。

僕も今は中型免許しか無いので、そのうち大型免許を取得し、「大型のバイクに乗ってみたい!」という憧れのようなものがあるのは認める。大型バイクでしか得られない加速や安定感などを味わってみたいのも事実だ。

さらに、一般的に排気量が大きくなればバイクの金額も高くなる傾向にあるので、金額に対してもマウントを取る人も少なからずいるだろう。車で言うところの、ベンツと軽自動車みたいなものだろうか。

対して、ナンシーおじさんは、「そのバイク何CC?」と聞いてくるおじさんのこと。

このおじさんは、バイクに乗っている人というより、高速のSAなどに仕事や家族旅行などで車に乗って来ていて、バイクを見かけて近づき、そして話しかけてくる。「自分も昔はバイクに乗っていてね〜」とか、「その当時は〇〇CCのバイクに乗っていて・・・」なんて昔話に勝手に花を咲かせるタイプのおじさんだ。

マウントを取る、というよりバイクの話をしたいだけのおじさん、ではないだろうか。
これはこれで面倒臭いのだが。

厄介なのは、この排気量マウントおじさんとナンシーおじさんが合体した人。

排気量マウントナンシーおじさんだ。

ナンシーおじさんから始まって、話しているうちに排気量マウントおじさんに進化する。

これは手に負えない。

果たして、ちょっとめんどくさいマウントおじさんを撃退する方法はあるのだろうか?

僕みたいにねじ曲がった性格をしていると、めんどくさい系のマウントおじさんを適当にあしらうことは簡単だが、気の弱い人や、女性ライダーたちからすると、捕まってしまったら最後、なかなか逃げ出せないのではないだろうか。

具体的な撃退方法はわからないが、僕から言えるアドバイスがあるとすれば、思い切って冷たく接するとか、急いでいるからと話途中で切り上げるとか、話を最後まで聞かない勇気を出してもらうほかない。

僕も立派なおじさんだが、周りのライダーから「めんどくせえ〜」と思われないように気をつけたい。

多分、人見知りで自分から話しかけることがない僕は、大丈夫だと思っているが。

そうそう、ナンシーおじさんを風刺したデザインのアパレルを販売しているショップを見つけたので、紹介しておきたい。

AYARABBIT ANTI NANCY RAGLAN L/S TEE [GOAHEAD/ゴーアヘッド]

商品名にしっかりと、アンチナンシーと入っているのが面白い。そのうち購入して着てみたいと思う。

ISOSHU

マウントはあかんで!

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この記事を書いた人

本メディアの運営者。久しぶりにバイクに乗るために、古物商許可を取得しバイクオークションを始める。兵庫県在住、猫2匹と暮らすリターンライダー。愛車はCB400SF NC31 Version-S→CBR954RR(現在)
バイカーの皆様にとって楽しく役に立つメディアを目指し現在奮闘中。

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