加古川のソウルフード「かつめし」を食う日帰りツーリング【関西・兵庫県おすすめツーリングスポット】

2024年が始まりました。本年もどうぞよろしくお願いします。

さて、当然冬なので寒い日が続きますが例年に比べると、ここ関西では少しだけマシな気がするのでライダーにとっては暖冬は嬉しい限りだ。とはいえ、路面は冷え冷え、タイヤはカッチカチの状態でバイクに乗らなければいけないので油断は禁物だ。十分にタイヤが温まるまでは気をつけて走らなければいけない。

そんな中、今回僕が向かったのは兵庫県加古川市。冬は北へ目的地を取れないので自ずと南へ南へ向かうようになってしまう。ということで加古川市民のソウルフード、ご当地グルメである「かつめし」を食べに行くことにした。

目次

「かつめし」ってなに?

読者の皆さんは、「かつめし」をご存知だろうか。僕はまったく知らなかった。かつめし、というからには「かつ」と「めし」が何かしらのカタチで提供されるものだろうということは想像がつくとは思う。

「かつめし」とは、兵庫県加古川市のご当地グルメで、加古川市やその近辺でかつめしを食べることができるお店が100店舗以上あるらしい。また、学校給食のメニューにも取り入れられたり、地元のスーパーではかつめしのソースが販売されているほど、加古川市民にとっては愛着のあるソウルフードのようだ。

具体的にどのようなものかというと、白ごはんの上にビフカツ(牛カツ)を乗せて、その上からデミグラスソースをかけたものを「かつめし」というらしい。戦後に加古川駅前の食堂で考案されたのが始まりとのことだ。

さらに加古川の観光協会ではこの「かつめし」をイチ押ししていて(というか激推し具合だが)、かつめしのイメージキャラクター(ゆるキャラ?)も存在する。名前は「かっつん」という男の子と、「デミーちゃん」という女の子だ。しかしながら、このゆるキャラ、僕個人的にはちょっと残念な感じに仕上がってると感じた・・・


そして観光協会では「かつめし」ののぼり販売や、かつめしMAPなるものも作っていて、どうにかこうにか「かつめし」を全国区に押し上げようと頑張っている様が見て取れる。

ただ、辛口な意見をあえて言わせていただくとしたら、同じ兵庫県民の僕ですら、50年近く生きてきてその存在を初めて知ったのだから、加古川市観光協会のPR活動は成功していないのではないだろうか。

それでも文句や悪口を言っているつもりはない。同じ兵庫県民として、兵庫県の素晴らしさを全国に少しでもアピールできるなら「かつめし」とやらを食べに行こうではないか。そしてこの記事を読んだ読者の一人でもかつめしを食べに加古川に行ってくれるなら、僕としては満足だ。

ほんのわずかな快走路

僕の住んでいる地域から加古川市に向かうと、道中に快走路はほとんどない。車がいなければ快走路だろうな、と思う道はあるが大抵その道は大きなトラックなどが常に往来しているので気持ちよく走れたことは一度もない。

ただ、ほんの少しだけ快走路と思える道があった。それは加古川沿いを走る兵庫県道18号だ。一級河川の加古川は広く視野を遮るものはほとんどない。そんな加古川の堤防を走るわけだが、信号もほとんどなく片側1車線の道だが快適にバイクで走ることができる。思わずアクセルを回してスピードを出したくなるが、そこは自己責任でお願いしたい。

本家かつめし亭

お目当ての「本家かつめし亭」は加古川市のどちらかと言うと海よりに位置する。なぜこの店を選んだかと言うと、もうそれはネットで検索したら最初にヒットしたから、という他にない。また、本家と名乗るぐらいなのだから有名なんだろう。ネットの情報によると、お昼時には並ぶこともあるぐらいのかつめしでは有名店とのことだ。

いつものように開店時間前に到着した。有名店で行列覚悟なら行列になる前に入店してやる!というのが僕の心情だ。駐車場は店の横にある。車10台ぐらいは停めれるかなという感じ。

店内はコの字型のカウンター席とテーブルに分かれているので、ひとりの僕はカウンターに座った。常連さんたちばかりらしく、みんなメニューも見ずにそれぞれ注文していくが、僕はメニューを見てゆっくり注文した。

注文したのは「かつめし」の並盛りだ。大盛りにしようか迷ったのだが、初めての店での大盛りには少し不安がある。

どうだろうか。まあ、想像通りといえば想像通りの品が出てきた。ビフカツは薄く伸ばされていて食べやすいように小さくカットされている。100店舗以上あるらしいが、差別化するとすればカツの揚げ方とデミグラスソースの違いになるのだろうか。

肝心の味はといえば、これは予想以上に美味かった。かなり雑に言ってしまうと、ハヤシライスのビフカツトッピングみたいなものだ。なんとなく濃い味を想像してしまうが、白ごはんと食べると意外とあっさり食べれるし、付け合わせの茹でキャベツも食欲をリセットしてくれる。次回は大盛りでも余裕で食べれそうだ。

あまり期待はしていなかったが、また加古川にくることがあればかつめしを食べてみようと思えるぐらいには美味しかった。

余談だが、このお店の店員のお姉さんは二人とも美人だったのでオジサンライダーならそれだけでいく価値はある。

あとがき〜ステッカー無料プレゼント

ゆるキャラでは少しディスってしまったような感じになるが、かつめしを知らない人はぜひ食べに行ってみてほしい。食べる価値は十分にあると思う。

さて、Bikefunでは、ステッカーを作ったので無料でプレゼントしたいと思います。枚数と期間は決めていませんが、無料でプレゼントするのに僕自身がしんどくなってきたら終了しようと思っています。

応募方法は、Bikefun公式LINEを友達登録すると、ステッカー無料プレゼントボタンが表示されるので、そこから応募フォームに必要事項を記入して送信ボタンをポッチとするだけ。

今回は2種類のステッカーを用意したのでお一人2枚の無料プレゼントです。

ぜひ、ご応募お待ちしています。

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この記事を書いた人

本メディアの運営者。久しぶりにバイクに乗るために、古物商許可を取得しバイクオークションを始める。兵庫県在住、猫2匹と暮らすリターンライダー。愛車はCB400SF NC31 Version-S→CBR954RR(現在)
バイカーの皆様にとって楽しく役に立つメディアを目指し現在奮闘中。

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