バイクの保険と事故対応、ちゃんと分かってますか?〜もしもの時に必要な対処方法などを詳しく解説!

暖かい季節、むしろ暑い季節がやってきました!
バイクに乗るのが気持ち良い季節です。

バイクに乗るとき、事前準備をしていますか?
事故を未然に防ぐ準備はしていますか?
もしも事故が起こってしまった場合の準備をしている人は少ないのではないでしょうか?


この記事ではもしもバイクの事故が起こってしまった場合のおすすめの行動手順、事故しないための準備を紹介します。

最後には一般的なバイク保険をご紹介します。ぜひ目を通していただき、バイクライフを楽しみましょう!

●筆者紹介:まりん〆
元保険会社勤務。現在はフリーライターとして活動し、様々なジャンルの記事を執筆している。

目次

バイク事故のときに取るべき適切なアクションプラン

バイク事故は車の事故と違いライダーが直接衝撃を受けやすいため、怪我や死亡をもたらす可能性が高くなります。
もしバイク事故に遭遇した場合、状況に応じた適切な処置を取ることが重要です。
事故が起こらないことが一番ですが、遭遇してしまったとき冷静かつ的確な判断ができるよう、しっかり事前準備をしておきましょう。

1 安全確保

自分自身と他の関係者の安全を最優先に考えます。事故現場が交通量の多い場所であれば、危険な場所から安全な場所に移動しましょう。

2 応急処置

負傷者がいる場合は、応急処置を施し、救急車を呼びます。救急車の到着までの間、負傷者の状態を安定させるように努めましょう。

3 警察への連絡

事故の状況に応じて、警察に連絡しましょう。法的な手続きや保険の請求に必要となる場合がありますので、事故の詳細を正確に伝えましょう。

4 交換情報の取得

他の関係者と情報の交換を行います。相手の氏名、住所、連絡先、保険情報などを確認し、自分自身の情報も提供します。また、事故現場の写真や証拠となる情報を収集しておくことも重要です。警察へ連絡した場合は警察の対応に従い情報収集を行ってください。

5 目撃者の情報収集

目撃者がいる場合は、その人たちから連絡先を得ておきます。事故の目撃者証言は後の手続きで役立つ可能性があります。こちらも警察の指示に従い行ってください。

6 保険会社への連絡

保険会社に事故を報告し、保険の請求手続きを進めます。事故の詳細や必要な書類を提供するようにしましょう。

7 医療検査

自分自身が負傷している場合は、医療機関での検査や治療を受けましょう。負傷の程度を把握し、適切な治療を受けることが重要です。

8 弁護士の相談

必要な場合は、交通事故に特化した弁護士と相談しましょう。法的な助言や保険請求の手続きなどに役立ちます。


事故の状況によっては対応が変わってきます。早めに専門機関へのご相談をお勧めします。

事故は、起こそうとして起こす人はいません。
小さな気持ちの緩みが事故を招いてしまいます。
ほとんどの人が事故にあわない可能性が高いですし、むしろそう思っている人の方が多いのでは無いでしょうか?
そのため事故をしてしまったときに冷静かつ的確に判断できる方も少ないのではないでしょうか?
楽しいバイクライフを送るためにも、もしものときの備えをお勧めします。

事故リスク軽減のための準備

バイク事故はライダーが直接的な衝撃を受けやすく、車両構造的に保護が少ないため、重傷や死亡リスクが高まります。事故が起きてしまったときだけでなく、あらかじめ起きないように対策を取っておきましょう。

1 安全な装備の使用

ヘルメット、適切な衣服、グローブ、ブーツなどの適切なバイク装備を着用しましょう。
頭部や身体を保護することができます。また最近ではバイク用のエアバッグなどもありますので自分の身を守るために使うのも良いでしょう。

2 交通ルールの遵守

当たり前のことですが、交通ルールを守ることは事故を防ぐために非常に重要です。速度制限を守り、信号や標識に従って運転しましょう。

3 注意力を高める

運転中は周囲に注意を払い、予測的な運転を心掛けましょう。周囲の車両や歩行者の動きに注意を払い、急な車線変更や急ブレーキを避けましょう。

4 酒気・薬物の運転禁止

こちらも当たり前のことですが、酒気や薬物による運転は絶対に避けましょう。これらの物質は反応時間や判断力を鈍らせ、事故のリスクを増大させます。また医者に処方された薬であっても副作用により眠気などをもたらす場合があります。医者に相談するなど適切な対応を取りましょう。

5 適切なメンテナンスをする

バイクのメンテナンスを定期的に行いましょう。ブレーキ、タイヤ、ライトなどの重要なパーツをチェックし、必要な修理や交換を行いましょう。250cc以下のバイクは車検が無いため、より注意してメンテナンスを行いましょう。

6 適切なトレーニングと技術の向上

安全なバイクの運転のためには、適切なトレーニングや技術の向上が必要です。心配な方は、ライディングスクールなどに参加し、適切な技術と知識を習得しましょう。

7 視認性の向上

バイクに乗る時は明るい色のベストや反射材を着用し、自身の視認性を高めましょう。またヘッドライトやウィンカーを正しく使用して、他のドライバーに自分の存在を知らせることも重要です。

8 走行中の適切な距離の確保

前方車両との適切な車間距離を確保しましょう。これにより、急ブレーキ時や予期せぬ状況での回避が可能になります。また、天候により路面が滑りやすくなる場合があるので注意しましょう。

しっかり準備し、自分自身を守りましょう!

保険の基礎知識・リスクをカバーする保険の種類

最後にバイクの一般的な保険を3つ紹介します。

保険の種類はたくさんありどれを選べば良いかわからない人も少なく無いのではないでしょうか?

バイクの保険は、損害や事故に備えて重要なものです。
以下に、一般的におすすめされるバイク保険の3つをご紹介しますが、具体的な保険選択には個人のニーズや条件に合わせて検討することをお勧めします。

1 自賠責保険(強制保険)

自賠責保険は、日本では法律で義務付けられた保険です。バイクを所有する際には、自動車損害賠償責任保険(通称:自賠責保険)に加入する必要があります。自賠責保険は、他人に対する責任を補償するものであり、交通事故による被害者への賠償をカバーします。

2 車両保険

車両保険は、バイクの盗難、火災、事故などによる損害を補償する保険です。
車両保険には、対物・対人賠償責任、車両盗難保険、車両火災保険、車両災害特約などのオプションがあります。
保険料は、バイクの車両価格や使用状況に応じて異なります。

3 補償内容が充実した一般保険会社のバイク保険

多くの一般的な保険会社が、バイクオーナー向けの保険商品を提供しています。
これらの保険会社は、車両保険や盗難保険などの基本的なカバレッジに加えて、さまざまなオプションや特典を提供しています。保険料や補償内容を比較検討し、自分のニーズに合った保険会社を選ぶことが重要です。

バイクの保険は、自分のライディングスタイルや所有バイクの条件に合わせて選ぶ必要があります。保険会社と相談し、自分に最適な保険プランを見つけるために、詳細な情報や見積もりを入手することをおすすめします。

まとめ

いかがでしたか?
もう言われすぎてわかってるという方も多いと思います。

免許を取るときしつこいぐらい言われますからね!

バイクに乗るとき、少しでもそうだったなと、頭のすみに置いておき、思い出していただければ幸いです。
バイクに乗る理由は人それぞれ違うと思いますが、行動に出れば同じバイクです。
ライダー自身が自分を守るため一人ひとり注意しながらバイクに乗るよう心掛けましょう。

楽しいバイクライフになるよう願っております。

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