サーキット走行に欠かせないトランスポートの不安をなくす完全ガイド

今回はサーキットへの運送方法や運送にかかる費用を紹介していきます。

これからサーキット走行を始める方は右も左もわからない状態で、お金も色々かかると思うのでこの記事を最後まで読んでいただければバイクの運送への不安が解消されること間違いないのでぜひ参考にしてください。

目次

 サーキットへの運び方

まずはサーキットへの運び方の種類について解説していきます。

トレーラーやトラックに乗せる方法が一般的だと思いますが、ほかにも裏技的な方法も紹介していきますのでぜひ参考にしてください。

 トレーラーでの牽引

トレーラーでの牽引はわりと一般的な方法かと思います。

しかしこれからトレーラーを用意しようと思うと30万~50万円ほどかかってくるのが相場でしょう。

まずはお持ちの車にあうヒッチメンバーと言われるトレーラーと車を繋ぐ部品を取り付けなければなりません。

それから2輪車用のトレーラーを購入という形になります。

トレーラーやヒッチメンバーもピンキリで取り付けの車種などによって値段も変わってきますのでヒッチメンバーを取り付けられる車をお持ちの方は検討の価値があるかと思います。

 積載車の購入

次は積載車の購入です。

先ほどは持っている車にトレーラーを取り付ける方法でしたが、いっそのこと車を買ってしまおうという考え方もありかなと思います。

積載車といっても、軽ワゴンやミニバンで十分ですので中古車で安く手に入れることができます。

もちろん購入費用だけでなく税金や車検、保険料などランニングコストもありますし、現状トレーラーを取り付けられる車を持っていない方はバイクを積載できる車を購入する方が安く済むかもしれません。

 レンタカーを借りる

今のところサーキットに通う頻度が年間を通してそこまで多くない方はレンタカーという選択肢もあります。

レンタカーであればランニングコストはレンタカーの費用だけですので、毎週サーキットに通うなんてことがない限り車両を購入するよりも安く済むでしょう。

さらに駐車スペースの心配がないので、賃貸で駐車場が決まっている方も安心できます。

もしもレンタカーを借りる際はハイエースがいいのですが、コストパフォーマンスを重視するなら軽トラックでもいいでしょう。

しかし軽トラックの場合だとラッシングの知識がなければ走行中にバイクが転倒してしまうなど思わぬトラブルが起きるのでご自身の環境と相談しましょう。

 バイクショップに頼む

サーキットの走行会などのイベントを行う際にイベント参加者のバイクを一緒に運搬してくれるショップもあるそうです。

もちろんお金はかかってしまいますが、プロが積載から運搬、荷卸しまで行ってくれるので自分で一からものを用意して運搬するより安心です。

しかし一回の運送料がレンタカーなどを借りるよりも割高になってしまうこともあるので、運送料金とレンタカーや積載車の購入などの費用と比べて検討するといいでしょう。

 バイク自走でサーキットに向かう

この方法が一番コストパフォーマンスが高い方法です。

サーキット走行を始めるにあたって揃えなければならない装備やサーキットの使用料など、何事にもお金がかかってきてしまいます。

そこからさらに運送費がかかるとなると、お財布事情的にはかなり痛手になってしまいますよね。

一番削りやすい費用が運送費でもあるので、自走もお勧めではあります。

しかしコストパフォーマンスが高い代わりに様々なデメリットも抱えています。

良い面も悪い面もありますので、次の項目で細かく解説していきます。

 バイクは自走か運送か

サーキットまでのバイクの運送方法が分かったところで、運送と自走のメリット・デメリットを詳しく紹介していきます。

どちらの方法も良い面と悪い面があるので、費用対効果をしっかりと吟味して運送方法を決めることをおすすめします。

 バイク自走のメリットデメリット

自走のメリットはやはりコストパフォーマンスの高さにあります。

運送費はガソリンと遠方であれば高速道路の利用料で済みますのでかなり費用を抑えられます。

デメリットはサーキットで自走不可になった場合バイクを持ち帰られないところです。

基本的にサーキットでは保険のロードサービスは使えません、よって後日車で引き取りにいかなければならないです。

さらにサーキット走行は思っているよりも疲れます。

普段のツーリングの倍以上の速度を出すわけですから当然体への負担も大きくサーキットから出たとたんに疲労感がどっと出ます。

そこから家まで帰らなければいけないので、十分な注意が必要です。

 バイク運送のメリットデメリット

運送のメリットはやはり自走負荷になった場合も気にせずバイクを持ち帰られるところです。

自走不可になっても帰れるという気持ちでいるとサーキットでもギリギリを攻めやすくなるので走行自体にもいい影響をもたらします。

さらに荷物も自走に比べて多く持ち込めるのでメリットは大きいでしょう。

その反面どうしてもコストが大きくなってしまうためお財布と相談して余裕があれば運送をおすすめします。

 レンタカーの費用

軽自動車のレンタカーであれば一日5000円~8000円でレンタルできます。

ハイエースでも6000円~10000円あればレンタルできますので、そこまでサーキットに通う頻度が高くないのであればレンタカーがおすすめです。

 トレーラーの費用

トレーラーを取り付けるとなるとヒッチメンバーとトレーラーを合わせて30万円~50万円ほどかかるでしょう。

トレーラーを引っ張れる車をお持ちでない方はそこからさらに車両の購入費用が出てきますが、それなりに力のある車を買おうとなると費用は最低でも200万円はないと厳しいと思います。

  積載車の費用

積載車の購入となると中古車で軽ワゴンや軽トラックなどを選んでも最低30万円はかかるでしょう。

そこから税金等のランニングコストがかかってくるので頻繫にサーキットに通う方であれば積載車を購入してしまった方が安上がりかもしれません。

 バイクショップの費用

バイクショップに依頼した際の相場は8000円~が相場となっているようです。

ショップの走行会のみの参加でしたらショップに依頼してしまうのもいいでしょう。

 自走の費用

自走の費用は高速道路の利用料金とガソリン代のみですので、かなり安く済みます。

費用は走行距離に寄りますので一概に算出できませんが、どの運送方法よりも安いのは確かです。

まとめ

今回はサーキットへの自走と運送方法や費用について紹介してみました。

様々な運送方法がありますが、やはり安全に行き帰り出来る方法が一番です。

運送費を削って事故にあってしまっては元も子もないので、費用と効果と安全をバランスよく考えて運送方法を決めてください。

それでは良いバイクライフを!

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この記事を書いた人

生まれも育ちも北海道の道産子フリーライター。現在保有のバイクはイナズマ400で大のsuzuki好きです。

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