2023年4月15日に発売となったNinja ZX-25Rですが、前のモデルとの違いやzx25rの魅力について徹底解説いたします。
これから購入を検討している方にもNinja ZX-25Rの良い点や悪い点に関しても紹介いたしますので購入する際の検討材料にしていただければと思います。
それでは解説していきます。まれも育ちも北海道の道産子フリーライター。現在保有のバイクはイナズマ400で大のsuzuki好きです。
2023zx25r特徴
2023モデルのグレードはすべてNinja ZX-25R-SEとなっております。
そして前モデルよりもなんと3馬力もアップした48馬力で現行250cc最高出力となっており、かなりのパワーがあります。
さらに走行風を利用してエンジンルーム内部の圧力を高めるラムエアーシステムにより1馬力アップした最高出力49馬力を誇っています。
ほかにも今年度モデルからウィンカーがLEDに変更されていたり、Ninja650と同じTFTフルカラーメーターも採用されており、スマートフォンとの連携も可能です。
また、ライティングモードもスポーツ・ロード・レイン・ライダーの4つから選べるので、ライダーの好みに合わせて調整可能です。
Ninja ZX-25Rのいいところ悪いところを紹介!
Ninja ZX-25Rの特徴がわかったところでこのバイクのいいところと悪いところを紹介していきます。
どんなバイクにもいい点、悪い点があります。
バイクの購入金額は決して安い買い物ではないので購入前に十分に検討する必要があると思います。
いざ購入しても思っていたバイクと違っていたり、もちろんその逆で思っているよりも良いバイクであったり人それぞれ感じ方は違いますので、購入する際の検討材料として役立ててください。
Ninja ZX-25Rのいいところ
まずはNinja ZX-25Rの良い点を紹介していきます。
ここでは紹介しきれないほど魅力あるバイクですが、いいところを厳選しましたのでぜひ参考にしてください。
アフターパーツが多い
発売したてながらもパーツが豊富でカスタムの幅が広いのが、Ninja ZX-25Rです。
フルエキ・スリップオンマフラーやサスペンション、レーシングフックやエンジンスライダーなど細かな部品まで出ているので、自分好みにカスタム出来ます。
また2023モデルからスリップオンマフラーを装着できるようになったため、フルエキだと予算オーバーという方にもありがたい仕様となりました。
マフラーを交換する際は、保安基準に適合しているかどうかを必ず確認してから取り付けましょう。
お店に依頼する際は間違いないかと思いますが、自分で施工する場合は、適合外の部品を付けてしまうとお店で直してもらえない場合があります。
エンジンがすごい回る
2023モデルからというわけではありませんが、250ccといえどもやはり4気筒エンジン、
レッドゾーンが17,000回転からで、メーターは20,000回転まであります。
新車で購入した場合はマニュアルに記載されている慣らし運転を1,000km行わなければならず、その間を修行と例える人がいるほど、もどかしい期間ですが、慣らし期間が終わったら存分に回して走ることができます。
また6Rや10Rと違い公道でもある程度回しきれるパワーとなっていますので、唸るような咆哮をいつでも聞くことができます。
もちろん速度には十分注意して下さい(笑)
現在唯一の4気筒エンジン
先ほどの項目と少し被ってしまいますが、現行で購入できる250cc4気筒エンジンはこのNinja ZX-25Rのみとなっています。
トルクや扱いやすさは2気筒や単気筒エンジンに負けてしまうかもしれませんが、やはり4気筒エンジンにしかだせない高回転型エンジンには圧巻です。
さらに新車で購入出来るということでアフターサービスや最新の技術が満載なので、一昔前の250ccとは一味もふた味も違います。
当然ながらインジェクションなので、始動もよく気温が低くてエンジンがかからないなんてことはまずありません。
Ninja ZX-25Rの悪いところ
つぎは悪い点を紹介します。
この悪い点ですがほとんどが慣れてしまえば気にならないレベルですので、乗っているうちに悪い点すらも愛着に変わってくるでしょう。
車重が重い
一つ目は他の250ccバイクと比べると車重が重いことです。
Ninja ZX-25Rの車重は184kgと250ccクラスの中でもかなり重たい方に部類されます。
比較対象としてHONDA CBR250RRは車重が168kgと16kgの差があります。
ちなみにCBR400Rは192kgとどちらかというと400ccよりの車重となっています。
手で押す際には重たさを感じる場面がありますが、実際に走ってみるとそこまで重さは感じることが少なく、むしろ安定感のある重みで走っていても安心感を与えてくれます。
バイクに慣れている方であればさほど気になる重さではないので、そこまで気にしなくてもいいでしょう。
燃費が悪い
4気筒エンジンは単気筒や2気筒エンジンに比べるとどうしても燃費が落ちてしまいます。
カタログ値で24.6Lとなっていて、タンク容量が15Lなので、単純計算で満タン時は369km走ることができます。
これだけ走れば申し分ないと思いますが、やはりライバル車であるCBR250RRと比べるとどうしても劣ってしまいます。
ちなみにCBR250RRはカタログ値で60km走行時は41km/LでWMTCモード時は27.9km/Lとなっています。
しかし4気筒エンジンに乗ったからには回してなんぼなので、燃費を気にせずガンガン回しましょう(笑)
ブレーキがシングルディスク
ディスクブレーキにもダブルとシングルの2種類がありますが、名前の通りダブルディスクブレーキのほうがブレーキの効きは強いです。
ダブルディスクブレーキにする理由は主にふたつで、車重が重いかかなりスペックの高い速いバイクに装備されることがほとんどです。
スペック的に見てもダブルディスクブレーキでも良かったのではないかと個人的には思うのですが、軽量化やコストダウンの観点からかNinja ZX-25Rにはシングルディスクブレーキが採用されています。
もちろん考えられたうえで取り付けられているので制動力に関しては申し分ないのですが、ダブルディスクブレーキを採用してもよかったのではないかと私は感じています。
ですが、ABSの設定がフロントブレーキを握りこんださらに奥で効く感じなので、ABS手前までの制動力はかなり高いです。
排熱が熱い
エンジン回りもカウルに覆われていて、さらに排熱孔が膝元近くにあるので、走行時にあしが熱くなりやすいです。
気温の高い日にエンジンをガンガン回すとかなり熱を帯びるので絶対に半ズボンでは乗らないようにしましょう。
転倒した際のリスクもありますが、排熱でやけどをする可能性があるため十分注意して下さい。
排熱対策用のインナーも販売されていますので、気になる方はこれを装備して乗車することをおすすめします。
まとめ
2023モデルのNinja ZX-25Rを紹介させていただきました.この記事で伝えきれない魅力がまだまだたくさんありますが、少しでも良いバイクだということが伝われば幸いです。
現行の250ccバイクでは4気筒エンジンはNinja ZX-25Rのみとなっていますので、これを機会にぜひ4気筒エンジンを堪能してみてください。
それでは良いバイクライフを!