この記事にたどり着いた方はオーバーパンツを選んでいる最中の方かオーバーパンツのことをよく知らない方が大半だと思います。
せっかくこの記事にたどり着いたのも何かの縁だと思います。
ここではオーバーパンツとはどんなものなのか、またオーバーパンツの特徴やメリット・デメリットを分かりやすく解説していきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
バイク用ズボンの種類
バイク用のズボンにはいくつか種類があります。
バイク用ズボンの種類別に詳しく解説していきますのでぜひ参考にしてください。
直履きタイプのズボン
一般的にはライティングパンツなどと呼ばれているのが直履きタイプのズボンです。
このタイプのズボンは着ぶくれしにくくスマートに見えるのが特徴で、裏側が起毛になっていて暖かいタイプや暑いときにはメッシュ素材で風通しの良い素材を使うことによって季節ごとに履き分けられます。
またバイク用のズボンということで、基本機能である立体裁断やプロテクター内蔵といったライティングをする上で必要な機能も備えています。
インナー付きの直穿きズボン
こちらは先ほど紹介したズボンにインナーウエアがついているもので、春や秋などは寒暖差が大きいので、ツーリング先での温度調節を可能にするのがこのタイプです。
インナーを脱着することで体温調節が可能になりツーリングをより快適にしてくれます。
もちろんアウターにはプロテクターなどの必要な機能もついているので安心して履くことが出来ます。
オーバーパンツ
最後に紹介するのはオーバーパンツです。
オーバーパンツとはズボンの上から履くズボンです。
と言われても「?」となりますよね。(笑)
形は説明通りなのですが、構造に特徴があり、マジックテープやチャックがズボンの丈部分についていて、そこを広げて履けるので靴を履いたままでも脱ぎ履きが可能なのが最大の特徴です。
オーバーパンツのメリット
それでは今回のテーマでもあるオーバーパンツのメリットについていて紹介していきます。
ここを知ることで、オーバーパンツの魅力をさらに知ることができます。
気温によって脱ぎ履きが簡単にできる
先ほどのオーバーパンツの紹介でも触れましたが、気温によって脱ぎ履きを簡単に行うことができます。
ツーリング中に暑さや寒さを我慢するのはかなり辛く、疲労感も感じやすくなりますし、着るものが原因で風邪を引いて体調を崩してしまってはせっかくのツーリングが台無しになってしまいます。
そこで簡単に脱ぎ履きが出来るオーバーパンツを一着、持ち歩くことで温度調節を手軽にすることができます。
防寒性が高い
オーバーパンツは防寒性が高く寒いときには持ってこいの防寒具です。
春は早朝や夕暮れは冷え込むことが多く、寒い風をもろに受けて走らなければならない時間帯が必ずあります。
なので、家を出るときや帰路の途中などにオーバーパンツを履くことで寒さを簡単に凌ぐことができます。
オーバーパンツのデメリット
続いてはオーバーパンツのデメリットについても紹介していきます。
オーバーパンツのデメリットを知っておくことで対策出来ることもあると思いますのでぜひ参考にしてください。
着ぶくれしてしまう
一番のデメリットと思われるのが着ぶくれです。
オーバーパンツは防寒性の高さ故に割とごわついています。
暖かさには変えられませんが、どうしてもツーリング中に気になってしまう方もいると思います。
中に履くズボンである程度解消できるかと思いますが、それでもごわつく感じがどうしても嫌だという方は、極力薄手のオーバーパンツを選ぶか、別の手段を試しましょう。
透湿性の高い商品でないと蒸れてしまうことがある
こちらもかなり厄介なデメリットで、透湿性が低い商品もあるということを頭に入れてオーバーパンツを選ばなければなりません。
透湿性とは、衣服の中の湿気を逃がす性質で、この性質が低いと湿度が溜まって蒸れの原因となってしまい、ひどいときには中のズボンがべちゃべちゃになってしまうこともあります。
私の体験談では透湿性の低い安いカッパを使用して雨の中走らなければならない状況がありましたが、雨は全く侵入していないのに湿気だけでズボンからパンツまで濡れていたなんてこともありました。
なので、オーバーパンツを選ぶ際にもなるべく透湿性の高いものを選びましょう。
オススメのオーバーパンツ3選
それでは最後におすすめのオーバーパンツを3つ紹介します。
ナンカイ SDW-8132A オールウェザーオーバーパンツ
こちらのオーバーパンツはシンプルなデザインで、どんな服にもあうので、一着荷物と一緒に忍ばせておけばかなり強い味方になってくれるでしょう!
名前の通りオールウェザーなのでどんな天気にも対応してくれ、プロテクターを入れるポケットもついているので安全性も抜群です。
ちなみにプロテクターは別売です。
ラフアンドロード バイク用パンツ イージーラップオーバーパンツ
続いてはラフアンドロードのオーバーパンツです。
こちらはコスパが高く安全性も高いオーバーパンツです。
巻き付けタイプのオーバーパンツで、靴を履いたままでも脱ぎ履きが可能で、しまう際にもかなりコンパクトになるので、持ち運びもらくらくです。
さらにプロテクターも最初からついているので安全性も高いのでとてもおすすめです。
コミネ(KOMINE) バイク用 プロテクションオーバーパンツ
最後に紹介するのはコミネのオーバーパンツです。
こちらは防風・防寒タイプと透湿防水タイプの2種類から選ぶことができるので、春先のツーリングが多い方も秋から冬にかけてのツーリングが多い方も幅広く対応しています。
透湿防水タイプも決して寒くはないので、蒸れが気になる方はこちらをおすすめします。
どちらのタイプもフルジップタイプで、右側のチャックを空けることによってズボンを半分に開くことができますので、脱ぎ履きがとても楽です。
プロテクターもついていますので安全性も問題ありません。
まとめ
今回はオーバーパンツを紹介させていただきましたが、オーバーパンツはいかがだったでしょうか?
オーバーパンツを1着もってツーリングに行けばある程度の気温差には対応できるので、常に快適なツーリングができるでしょう。
春先には欠かせない存在となること間違いないので今回をきっかけに購入を検討してみてはいかがでしょうか
それでは良いバイクライフを!