バイクに乗るか迷ってる人に読んで欲しい、バイクの楽しさについて語る

なぜバイクに乗るのか?

ライダーにそのような質問を投げかければ、大半の方が「楽しいから」と答えるはずです。

では、バイクの一体何が楽しさを生み出しているのか?

ひとくくりにライダーといっても、その中にはいろいろな方がいます。

峠をせめて楽しむ方、はたまたトコトコツーリングを楽しむ方、中にはサーキットで自分の走りを磨く方など多種多様な楽しみ方をしているはずです。

なぜバイクはそんな全く性格も違う人々の心を魅了しているのか?

ひとえにそれは、バイクには数えきれないほどの魅力が詰まっているからではないか。

この記事では、そんなバイクの魅力について語りたい。

筆者紹介:Sundays。某企業に勤めるバイク好きのサラリーマン。兼業でフリーライターとしても活動中。愛車はCB650R。

目次

ダイレクトに風を感じれるバイク

なんと言ってもバイクの最大の魅力は「風を切って全身でダイレクトに自然を感じられる乗り物」だと筆者は考えている。

これは先述で例に出した様々なライダーを魅了する大きな一因ではないか。

筆者もクルマとバイクの両方に乗るが、ここが最大の相違点だと感じる。

例えば、同じ道を同じ条件(時間帯・スピード)でクルマとバイクで走らせても、その刺激は天と地ほどの差があるように思う。

バイクには、クルマのようにエアコンはなく暑い・寒いをダイレクトに受けてしまうし、雨に降られれば当然ずぶ濡れ….なんてこともざらにある。しかもスピードを出せばその走行風をもろに体に浴びることになります。

こう考えるとバイクはなんと不便で不快な乗り物なんだと思うのではないか。

しかし裏を返せば、ここがバイクの魅力だ。

バイクはその土地を全身で感じることができる

バイクでツーリングに行けば、クルマに乗っているときには感じられない、その土地の気温、雰囲気、匂いまでも全身で浴びて感じることになる。

この一見不便とも思えるような弱点がツーリングに行けば最大の強みに変わるのである。

これが、バイクが多くの人々を魅了していることにつながっているのだろう。

こんな考えを持っているのも、なにを隠そう筆者もその魅力に駆られた一人であり、バイクに乗ろうと決めたきっかけだからだ。

私は16歳のころ、日常使いのために原付に乗っていた。決して、バイクが好きで乗っていたわけではないのだ。

バイクのことを「移動のための乗り物」としか見ていなかった私がなぜバイクが好きになったのか。

それはある休日、ふと今まで行ったことのない場所へ原付で走りに行った時のことだ。

自分が今まで見たことない景色、その土地の雰囲気などの新鮮さを全身で感じ満喫すること、さらに、いわば自分の中で未開拓の地を自分の手で突き進んでゆくその刺激に魅了されたのだ。

私にとってバイクへの入り口はそんな経験だったのだが、バイクに興味を持つきっかけは人それぞれのはずだ。

単純に乗ってみたい。かっこいいから。バイクで旅をしてみたい。

そんな様々な入り口があると思うが、バイクに興味を持っている方はぜひバイクに乗ってみていただきたい。

バイクはその気持ちに必ず応えてくれるし、価値観だって人生だって変えてくれる。

もちろんバイクに乗らない人からしたらバイクには様々なネガティブな面もあるはずだ。

クルマと違い身体がむき出しのため、万が一の際にはケガは避けられないし、最悪の場合は命を落としてしまうことだってある。

これはバイクにとって最大のネガティブな一面であり、切っても切り離せないものである。

これからバイクに乗る方には十分に理解して楽しんでいただきたい。

そのうえで、勇気を出してライダーへの第一歩を踏み出してもらいたい。

さらにバイクにはまだまだ魅力が詰まっている。

かっこいいバイクを持つ所有感

なんと言ってもライダーには「かっこいいから」という理由でバイクに乗っている方が多いと思う。

バイクに乗っているときはもちろん、家などで眺めているだけでも存分に所有感をくすぐられる。

さらにはバイクはクルマに比べて、素人でもカスタムしやすい特徴がある。

自分のバイクをさらに自分好みにカスタムして仕上げていく、そんな楽しみ方もあったりする。

また、ライダーが集まるミーティングなんかに参加し、いろいろなバイクを眺めてみるのも楽しいと思う。そのうえでやっぱり自分のバイクが一番かっこいいと思うまでがお決まりの流れなのだ笑

走らせることが楽しい

先述したように風を切って爽快に走る快感は何にも代えがたいものだ。

バイクに乗ったことがない方は、よく自転車に似たようなものだろうとイメージされる方がいるが、全く別物と考えていただきたい。

もちろんスピード域も違うわけだし、なによりエンジンを載せているので軽快に走ってくれる。

風を切って走ることで、気分転換になり嫌なことも忘れて社会のしがらみからも解放されて心を空っぽにできリフレッシュできる。

さらに、バイクに乗ることで脳が活性化されるなんてデータもある。

ツーリングに出かけるごとに、バイクの運転技術が向上していくことを身をもって体感していけることも楽しみになると思う。

クルマと違ってバイクはMT(マニュアルミッション)の車種がほとんどなので、「自分がバイクを操縦しているんだ!」ということを常に感じることができる乗り物だ。

例えばクルマでは単調な道だったとしても、バイクなら、うまくシフト操作が決まった時、コーナーからうまく立ち上がることができた時など様々なシチュエーションで自分の運転技術の向上を体感して、走ることが楽しいと感じる瞬間があるはず。

いわば、バイクと一体になって走りを楽しむことができるのだ。

自分に合ったバイクの選択肢が多い

ご存知の通り、バイクには様々な種類の車種がある。

・ザ・バイクのフォルムである「ネイキッドタイプ」、

・スポーツ走行を目的に設計されている「スポーツタイプ」、

・未舗装路である林道などを走破できる能力を持った「オフロードタイプ

ほかにも様々な種類のバイクがある。

さらには排気量でも細かく分類されており、

・「~50㏄・・・原付」、

・「51㏄~400㏄・・・小型二輪・中型バイク」、

・「401㏄・・・大型バイク」

と分類されている。もちろん排気量が上がってくれば車体も大きくなるし、パワーも車重も上がってくる。

もちろん、どのバイクにもそれぞれの魅力がある。

排気量が大きいほうが偉い、小さいバイクでは物足りない、なんてことは決してないので自分が乗りたいと思ったバイクに乗るのが正解だと思う。

そんな多種多様のバイクがある中で、自分に合ったバイクを探すことも楽しさのひとつではないだろうか。

気軽に出かけやすい

皆さんは、クルマでどこかに一人で出かけた経験はあるだろうか。そしてその出先で寂しくなった経験はあるだろうか。

私はその経験がある。

なかなか一人では出かけないという方もいるのではないだろうか。

ですが、私の経験談としてはバイクなら不思議と一人で出かけても寂しさを感じることはない。

目的地に着いて観光などしている時には話し相手が欲しくなったりもありますが。。。笑

バイクは「走っている」それだけで楽しい乗り物なので、おのずとバイクに乗っている時に寂しさを感じたことは、私はない。

休みが知人と合わず一人だから出かけない、なんて選択肢をとるのはライダーから言わせればもったいないの一言だ。

皆さんもライダーとなって愛車との時間を楽しんでみてはいかがだろうか。

バイクが好きな人とつながることができる

ライダーになると、バイク乗りが集まるミーティングやバイク用アカウントでSNSを始めてみたりと、様々な手段でライダーとつながることができる。

もちろん趣味が一緒なら会話も弾むし、仲良くなって一緒にツーリングに行ってみる、なんてのも楽しいと思う。

今回紹介した魅力のほかにも、バイクには数えきれない程たくさんの魅力が詰まっている。

バイクは今までの人生や価値観を一変させる力を持っているのです。

ライダーの数だけ楽しみ方があるし、自分なりの愛車との付き合い方を見つけてみるのも楽しいだろう。

これからバイクに乗り始める方も、すでにバイクに乗っている方も、安全に、楽しいバイクライフを楽しんでいただきたい。

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この記事を書いた人

読者による寄稿記事です。

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