エンジニアが行く 「道志」ツーリング

皆さん、こんにちは! 今日もツーリング楽しんでいらっしゃいますか?

さて今回のツーリングで目指すのは「道志」。
首都圏でツーリングライダーが数多く集まるエリアのひとつで、神奈川県西部から富士山の東方にわたるエリアです。私もよく知らなかったのですが、雑誌モーターサイクリスト誌の7月号で特集されているのを見て行ってみました。特集では沢山のツーリングスポットが紹介されていて、とても1日では廻れませんが、まずは代表的なスポットを選んで行ってみました。

全国的に有名な絶景スポットや観光名所に恵まれているわけでもないのに、休日だけでなく平日も多くのライダーが訪れているとのこと。実際、私も平日の火曜日に行ってみたのですが、多くのライダーを見かけました。特に125ccクラスのバイクが多かったのが印象的でした。きっと場所や道路条件などと相性がいいんでしょうね。次回は愛車クロスカブ110で!とも思いましたが、行き帰りを考えると躊躇してしまいます。トランポに積んで行ってキャンプツーリングが出来たら楽しそうですね。

モーターサイクリスト誌より引用

道志村は、関東に誇る道志川の源流域となっています。道志川の水は「赤道を越えても腐らない水」と賞賛され、明治30年からは横浜市の上水道として利用されているんだそうです。
道志村を走る国道413号(通称:道志みち)は、富士山、富士五湖への通り道としてツーリングライダーだけでなく多くの観光客が訪れます。「道の駅どうし」は、村の特産物の販売や観光情報を紹介する施設として、年間80万人の方が訪れ賑わっているそうです。
また、日本で最もキャンプ場の多い村とされ、道志川沿いに多くのキャンプ場が点在し、「キャンプ場の聖地」としても人気が高いんだそうです。

道志村のHPはこちらから→ 道志村役場観光情報サイト

今回のルートは、川越市~宮ケ瀬湖~宮ケ瀬ダム~オギノパン~道の駅どうし~山中湖~相模湖~川越の約260kmの日帰りツーリングです。

ナビタイムのルート検索より (川越市~宮ケ瀬湖~宮ケ瀬ダム~オギノパン~道の駅どうし~山中湖~相模湖~川越市)

今回の相棒も、2016年式 BMW R1200RSです。燃料満タンとタイヤの空気圧をチェックしたら出発です。

今回の相棒 BMW R1200RS @宮ケ瀬湖
目次

宮ケ瀬湖

「都心から一番近いオアシス」と言われる宮ケ瀬湖は、周囲の景観の調和、歴史的価値などの観点から評価されて、神奈川県では丹沢湖と並び「ダム湖百選」にも認定されています。

湖周辺は美しい景観が望めるスポット、アミューズメント施設などが整備されて、また大規模な駐車場も整備され、ドライブやツーリングでの観光客が多いそうです。
またダムサイトでは、水とエネルギー館の他、ダム建設で用いられたインクラインが観光用に運転されています。ダムサイトと鳥居原地区、水の郷地区を結ぶ遊覧船も就航しているんですね。
ダムと言えば一般的に圧倒的景観が魅力ですが、こんなに充実した観光スポットが用意されているダムは初めて見ました。オアシスと言われる所以ですね。

宮ケ瀬湖のHPはこちらから→ ぐるり宮ヶ瀬湖

HPからは県立宮ケ瀬やまなみセンターからの展望がライブで見ることができるようです。予習にはうってつけですね。是非、ご鑑賞ください!

宮ケ瀬湖の二輪駐車場では、バイク専用の広い駐車場が湖の一番近いところに整備されています。この気遣いに感謝、うれしくなりますね。

駐車場からはあっぱれな景色を観れます。写真の腕があがった(スマホでの撮影です)ように錯覚してしまいますね、笑。

宮ケ瀬機周辺マップ、鳥居原エリア、宮ケ瀬湖畔エリア、ダムサイト・県立あいかわ公園エリアの3エリアで構成されています。

宮ケ瀬ダム.

宮ヶ瀬ダムは、平成13年に神奈川県のほぼ中央を流れる相模川に注ぐ支流のひとつ、中津川に完成しました。 この宮ヶ瀬ダム建設によって生まれた人造湖が宮ヶ瀬湖だったんですね。現在、神奈川県に欠かせない水源地となっています。

宮ケ瀬ダムのHPはこちらから→ 相模川水系広域ダム管理事務所 | 国土交通省 関東地方整備局

ダムの上から放流側を眺めた景色です。吸い込まれそうで一瞬暑さを忘れます。

放流側からの見ると、あらためて偉大な建造物だと感じます。全国ダム巡りツーリングも楽しそうですね。ダムカードの収集やグルメには特産ダムカレーなどに人気があるそうですよ。

ロードトレイン「愛ちゃん号」です。 県立あいかわ公園パークセンターと宮ヶ瀬ダム直下(片道1キロ・約7分間)を結ぶシャトル便です。 

宮ケ瀬ダムのHPはこちらから→ 宮ヶ瀬ダム/愛川町ホームページ

オギノパン

1960年創業のパン屋です。丹沢あんぱんや揚げたてのあげぱんを提供する傍ら、学校給食パンも製造しているパン屋さんです。一度は訪れてその味を確かめたい「オギノパン」、ライダーにも大人気なんだそうです。また、パンの製造過程を見学できる工場見学が自由にできるのも楽しみです。

オギノパンのHPはこちらから→ 株式会社オギノパン

オギノパンの製造プロセス、ものづくりのプロセスを直接見学できるのは勉強になりますね。

二輪専用の駐車場が準備されています。日本一ライダーに親切なパン屋さん?

名物あげぱんをいただきました。砂糖の甘さの美味しさと昔懐かしさがミックスした美味しさでした。

道の駅 どうし

1999年の開業以来、ライダーが多く集まることで有名なんだそうです。ここも広い二論駐車場があるのが印象的でした。平日にも関わらず多くのライダーが訪れていました。店内には手作りキッチンや特産品、土産売り場もあり、中には国道413号の文字などがデザインされたステッカーはアパレルなどが販売されていてライダーに人気なんだそうです。場所も道志みちの中間あたりにあり、休憩するには丁度いい場所なんですね、

道の駅どうしのHPはこちらから→ 道の駅どうし 国道413号線沿いの道の駅

二輪駐車場には平日から多くのバイクが並びます。

道の駅どうしにある道志村総合案内図

山中湖

山中湖は、富士五湖のひとつです。面積は6.57km2あり、富士五湖の中で最大の面積なんだそうです。富士箱根伊豆国立公園に指定されています。また「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一部として世界文化遺産にも登録されています。

山中湖観光ガイドのHPはこちらから→ 山中湖観光協会 公式ホームページ

はじめて山中湖に行かれる方に向けてのHPのメッセージです。

『東京から最も近い、森と湖のリゾート、山中湖。富士山周辺の湖「富士五湖」の中で最も富士山に近く、湖越しに臨む富士山の姿は圧巻です。魅力は富士山だけではありません。四季折々の花々に、秋は紅葉、冬は樹氷と季節ごとの絶景に出会えます。アクティブに遊ぶなら、湖でのボートやカヌー、森の中のキャンプもおすすめです。さあ、山中湖リゾートを楽しみましょう。』

最大の魅力は富士山の景観なのでしょうが、当日は雲に隠れて残念ながら望むことができませんでした、残念。

山中湖湖畔の駐車場から。富士山を望むはずが残念でした。

相模湖(おまけ)

さて道志ツーリングはここまでなのですが、帰り道の途中に相模湖があります。折角なのでちょっと寄ってみることにしました。

当日は夏休み明けの平日だったので静かな相模湖でしたが、HPによると周辺には様々な施設が準備されているようです。

また近くには、さがみ湖MORIMORIというレジャー施設があります。キャンプ場、野外バーベキュー場、遊園地、温泉などが組み合わさった家族楽しめるレジャー施設もあります。

別の機会にじっくり楽しみたいですね。

相模の湖のHPはこちらから→ ぶらり相模湖|県立相模湖公園|相模湖観光協会

 

平日ということもあり、学生さんの部活以外は閑散としていました。

HPはこちらから→ さがみ湖MORI MORI

もくめ書店

道志村にたった一軒の本屋があります。もくめ書店さんです。喫茶店も併設され、児童書が豊富で、おはなし会などのイベントも開催されているようです。当日は残念ながら定休日だったので是非また訪れたいと思います。

最近、書店や図書館という空間に興味が出てきました。バイクとの共通点は何かあるでしょうか?

もくめ書店さんのHPはこちらから→ もくめ書店

もくめ書店さんの入口、CLOSED、笑。

おわりに

今回の道志ツーリングいかがでしたか?ツーリングでは山間のワインディングロードを気持ちよく走るのも醍醐味ですが、実際に行ってみると色々と発見がありますね。さて次はどこをご紹介しようかな?早くも次回のツーリングの計画を立てたくなってきました。

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この記事を書いた人

1960年生、山口県宇部市出身。元メーカーの開発エンジニア。 現在は、カーボンニュートラル燃料の普及を研究中。

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