真夏のツーリングは気持ちよさも疲れも一番大きい
バイクのハイシーズンといえば真夏の時期で、気温が高くても風を受けて走るのでとても爽快感があり、とても気持ち良い時期ですが、その分やはり疲れも一番感じやすい季節でもあります。
バイクには車のようにエアコンなどで温度調節も出来ませんし、直射日光を浴び続けるため気温以外の疲労感も大きいです。
疲れの原因の暑さには種類がある
疲れの原因に暑さがありますが、一口に暑さと言ってもいくつか種類があります。
そこで疲労感の原因の大半を占める暑さの種類を3つに分けて解説していきます。
エンジンの排熱
リッターバイクなど大排気量のバイクや、最近では250ccの四気筒のバイクでもエンジンの排熱量は多いです。
真夏だと水温が100℃になることも珍しくないくらい熱を持つ機関が体の近くにあるため、ライダーへの影響は高く、排熱対策を行わないと火傷をしてしまいそうになるくらい暑く感じることもあります。
外気温
普通に過ごしていても暑い日は疲れますよね?
この暑さに加えて直射日光やぬるい風を受けて走っていると普段より一段と疲れを感じてしまうでしょう。
ウェア
バイクで転倒してしまった時のリスクを考えると真夏の暑い日でもTシャツ・短パンでバイクに乗るのはおすすめできません。
しかしプロテクターなどが入っていると普段着に比べてどうしても厚着になってしまうため、暑さがこもってしまいがちになってしまいます。
高気温に最適のおすすめバイク装備を紹介
ここまでは暑さの種類を紹介してきましたが、やはり我慢してバイクに乗っているだけではせっかくのツーリングが辛くなってしまいますので、真夏に使える暑さ対策の装備を紹介していきますのでぜひ参考にしてください。
ヘッドギア
まずは熱がこもりやすいヘルメット内部に使える冷却グッズを紹介していきます。
ヘルメットに熱がこもると頭がボーっとするので、思わぬ事故に繋がるリスクがあります。
さらに汗で蒸れてしまうと痒みが出てきてツーリングがかなり辛くなるので、紹介するグッズで快適なツーリングにしましょう。
ベンチレーションライナー
まずはベンチレーションライナーです。
ヘルメットの頭頂部に装着することによって頭とのすき間を作り、蒸れを軽減してくれます。
さらに髪に癖が付きにくくなるので、ヘアスタイルが気になる方にもおすすめです。
インナーキャップ
続いてはインナーキャップです。
ヘルメットの中に被る水泳帽のようなキャップで、冷感素材のものを選べば風を受けるとかなり涼しく感じます。
また汗を吸収して速乾性のある素材で熱を外に逃がしてくれるので、蒸れも防ぐことができます。
インナー
ヘルメットの次はインナーウェアです。
このインナーウェアでツーリングの快適さが決まると言っても過言ではないくらい重要ですので、ここで紹介する商品を使って快適なツーリングを手に入れて下さい。
リキッドウェア
少し値段は張りますが効果は絶大なリキッドウェアです。
最大-5.2℃の冷却効果があるとんでもないウェアが「RS TAICHI リキッドウィンド」です。
専用の液体が入ったボトルから、チューブで液体を首・胸・背中に流し、液体が染み込んだシャツが風を受けることで冷却します。
さらに液体にはメントール成分が含まれているので、『スースーする感じ』が長時間持続しかなりの爽快感を得られます。
冷感インナーウェア
リキッドウェアまではいらないけど、今よりも快適なツーリングにしたいという方は冷感インナーをおすすめします。
冷感インナーは布に熱伝導率が高い素材を使用することによって布と接触している部分の温度を下げる効果があります。
またサラッとした生地を使用していることが多く肌にまとわりつく感じも少ないです。
手元・足元
最後に手元・足元の冷却グッズを商品していきます。
手足は動くことが多く、蒸れも気になるので、ここを快適にするだけでも爽快感がますでしょう。
冷感ソール
まずは冷感ソールです。
ライティングブーツなどハイカットのブーツを履く方は特に冷感のソール「中敷き」をおすすめします。
普通の靴でもそうですが、夏場はかなり蒸れやすく、臭いの原因にもなるので、冷感ソールで足元を冷やせばかなり快適にライティングできます。
またゲル入りのソールもあり、足の疲れを軽減してくれるものがありますので、こちらがかなりおすすめです。
冷感インナーグローブ
最後は冷感のインナーグローブです。
革のグローブは特に蒸れやすく、手汗でグローブが濡れてしまうと日が落ちてきたときに手先が冷えてしまうこともありますので、インナーグローブで温度調節ができるようにしておくとかなり快適です。
またメッシュ素材のアウターグローブと組み合わせれば気化熱でかなり涼しく感じますのでおすすめです。
バイク夏用装備まとめ
今回はバイクに乗る際の冷却グッズを紹介させていただきました。
これから気温が上がっていく季節ですので、今回紹介させていただいたグッズを使って体温調節はもちろんのこと、こまめな休憩と水分補給を行って熱中症対策も十分行いましょう。
それでは良いバイクライフを!