今回は夏におすすめのライディングシューズということで、普段使いも出来るライディングシューズをご紹介します。
ライディングシューズとは何かということから深堀りして解説していきますので、ライディングシューズの必要性がイマイチわからない方もこの記事を読み終えた頃にはライディングシューズが欲しくなること間違いなしです。
ライディングシューズとは?
ライディングシューズとは「バイクに乗るときの靴」の事だと、なんとなくイメージがつくかと思います。
では「バイクに乗る時はスニーカーではいけないのか?」と聞かれると絶対にダメではないですが、転倒した時の防御性能や、シフトパッドと呼ばれるシフトチェンジ時に靴に傷がつかないようにするためのパッドが付いていたり、横方向のねじれに対する剛性が高いなど、バイクの操作を快適にするための機能が詰まっているので、この記事を読んでぜひライディングシューズの購入を検討してみてください。
ライディングシューズの種類
ライディングシューズにはいくつかの種類や材質がありますので、特徴やメリット・デメリットを紹介します。
丈
ライディングシューズには普通の靴と同じように靴の丈に種類があります。
ライディングシューズを選ぶ際には、素材や靴自体の性能も重要ですが、丈の長さもポイントのひとつとなり、それぞれの特徴があるので紹介していきます。
ショート丈
まずはショート丈です。
ショート丈は普通の靴と見た目が近いので、カジュアルな服装でバイクに乗る方にとてもおすすめです。
ライディングシューズとして作られているので、もちろんシフトの操作性やシフトパッドが付いているものもあります。
街乗りや通勤がメインの方はショート丈のライディングシューズがいいでしょう。
ハイカット
続いてはハイカットです。
ハイカットは、ショート丈よりもブーツっぽい見た目で、くるぶしの上くらいまでの丈の長さです。
くるぶしの上まで丈の長さがあることにより、足首が固定され捻挫を防いでくれたり、ショート丈とはまた違ったファッション性があり、街乗りだけでなく、ある程度の距離を走るツーリングでも活躍してくれます。
ファッション性と機能性を兼ね備えていますので、たまに長距離を走る予定があるけど街乗りがメインという方におすすめです。
ロング丈
最後はロング丈です。
ロング丈はふくらはぎの下くらいまで丈があるので、バイクに乗るうえで怪我を防止する性能はダントツで高いです。
また、丈が長いことにより寒さを軽減することが出来るため、春先や秋口にはロング丈があると重宝します。
しかし、ロング丈は脱ぎ履きが他の丈と比べると面倒なので、チョイ乗りや通勤にはあまり向きませんが、長距離ツーリングでは素晴らしい効果を発揮するでしょう。
素材
次に素材の解説をしていきます。
ライディングシューズを選ぶポイントとして、素材はかなり重要です。
お住まいの地域や、一回の走行距離などで使い勝手が変わってきますので、ぜひ参考にしてみてください。
レザー
おしゃれ度が一番高い素材はレザー素材だと思います。
どんな服装にも合わせやすいですし、水を通しにくいので急な雨でもやり過ごすことができるかもしれません。
ショート丈やハイカットであれば脱ぎ履きも楽なので、街乗りや通勤でカジュアルにキメたい方におすすめです。
※レザーは防水ではありません。あくまでも水を通しにくい程度とお考えください。
メッシュ
暑い時期に打って付けの素材がメッシュ素材です。
この素材はイメージできる方も多いとは思いますが、通気性が高く夏でも蒸れにくい作りになっています。
シフトパッドもついているので、耐久性も申し分ありません。
しかし、通気性が良い分防水機能は低いので水溜りには注意しましょう。
専用ブーツ
これまでの項目では普段履きの靴に近いライディングシューズを紹介してきましたが、他にも専用設計されたライディングシューズがありますので、紹介します。
レーシングブーツ
レーシングはサーキットを走る方に向けて作られたライディングシューズで、操作方向以外にはほとんど動かないくらい足を固定するので、高いプロテクト性能を発揮します。
また操作性も考えて作られているのでサーキットを攻める方には必需品と言っても過言ではありません。
よくパーキングエリアなどで、ペンギンのようにぎこちなく歩いているライダーが履いているのがこれです。
オフロードブーツ
こちらはオフロード走行で使用する為に作られたブーツです。
オフロードと一口に言っても競技の種類は様々ですが、どの競技も頻繫に転倒やバイクとの間に足を挟むような事があるので、レーシングブーツよりも強固な作りになっています。
オフロードブーツの中でもさらに細かい分類がありますが今回は割愛させていただきます。
オフロード競技を始めたい方はぜひ参考にしてみてください。
夏のおすすめライディングシューズ10選
ここまではライディングシューズの特徴や種類を紹介してきましたが、最後にこれから来たる夏に向けておすすめのライディングシューズを紹介していきます。
これからバイクのハイシーズンとなりますのでぜひ参考にしてみてください。
elf / GEARTECH03ピットシューズ
https://www.naps-jp.com/product/1014938
このライディングシューズの特徴はドローコードと言われる引っ張るだけで紐が締まる機構を使い脱ぎ履きのしやすさを追求しています。
また、ポロンという普段は柔らかく、衝撃が加わると衝撃を吸収・分散する機能がありライダーを守ってくれる強い味方です。
デザイン性も高くリフレクターもついていますので夜間に走行する際も歩行者や車からの視認性も高くなるのも特徴です。
elf / EXA 11ライディングブーツ
こちらのライディングシューズは高い通気性、透湿性を持つ人工皮革革パーカッシオを使用しているのでハイカットデザインでも蒸れることなくツーリングを楽しめます。
シフトパッドも目立ちにくいデザインですので普段履きにも使えそうです。
JAMS GOLD / ローカットシューズ
普通のスニーカーとほとんど見分けがつかないくらいカジュアルなローカットシューズで、
街乗りをオシャレに決めたい方にとてもおすすめです。
シフトパッドもついているので靴が傷付きにくいのも特徴です。
ROUGH&ROAD / ラフエアスルーRDスニーカー
こちらのライディングシューズはメッシュ素材なので、通気性が大変高く、デザイン性も高いハイカットブーツとなっています。
もちろんシフトパッドもついていますので靴に傷が付きにくくなっています。
またジッパーがついていますので脱ぎ履きも楽です。
長距離も街乗りもこなしたい方にとてもおすすめのライディングシューズです。
GOLDWIN / Gベクターライディングシューズ
このライディングシューズは防水性と透湿性を兼ね備えたライディングシューズで、外側にメッシュ素材を使い、靴の中の湿気を放出します。
中側の素材には牛革や人工皮革を使い防水性を高めていますので、少量の雨であれば防げます。
RSタイチ / boaラップエアーライディングシューズ
boaラップエアーライディングシューズは、BOAと呼ばれるダイヤルが靴ひもの代わりになっていて、脱ぎ履きだけでなくフィット感まで簡単に調整出来ます。
また2層メッシュ構造により高い通気性と強度を持ち合わせているので夏のツーリングでも蒸れることなく過ごせます。
RSタイチ / DRYMASTER-FIT フープシューズ
このライディングシューズはRSタイチ独自の生地ドライマスターが採用されていて、高い防水性を発揮し全天候に対応していながらも、カジュアルなデザインとなっています。
内部には、つま先・かかと・くるぶしにプロテクターが入っていますので安全性も抜群です。
SCOYCO / カジュアルライディングシューズ
こちらのライディングシューズは名前にもある通りカジュアルなライディングシューズです。
ハイカットデザインで横にチャックが付いているので簡単に履くことが出来ます。
さらにくるぶし部分にプロテクターが付いているのとシフトパッドもついていますので、ライディングシューズの機能としては申し分ありません。
また普段履きにも使用できるくらいカジュアルなので履くシーンを選ばずに使えます。
alpinestars / FASTER 3 RIDEKNIT
マイクロファイバー素材とニット素材で作られたこのライディングシューズは、高い通気性と軽量性があり、長距離のツーリングでも疲れにくい設計になっています。
デザインはハイカットでカジュアルな服装にも、レーシーな服装にも合わせることが出来ます。
つま先とくるぶし部分にプロテクターが入っているので安全性能も抜群です。
alpinestars / SMX-S BOOT
このライディングシューズはロング丈のブーツタイプです。
素材はマイクロファイバー素材で作られているので、ブーツ全体が柔らかく、通気性もあるので、長距離ツーリングには持って来いのライディングシューズです。
ブーツ全体が柔らかいので長距離を走っても疲れにくいので、ガッツリ長距離ツーリングを楽しみたい方におすすめです。
ライディングシューズまとめ
ライディングシューズの種類や素材とおすすめのライディングシューズを10種類紹介しましたがお好みのライディングシューズは見つかりましたか?
本記事を通して今までのツーリングよりもさらに快適で楽しいツーリングになれば幸いです。