「バイクが欲しいけど、新車はちょっと高い」
「予算内でカッコイイバイクが欲しい…!」
そんなあなたには、中古でイケてるバイクを探してみるのもオススメです!
しかし、
「バイクの中古車選びは、新車を購入するよりもハードルが高い…」と感じている人が多いのも事実…。
確かに、新車を買うことができるのなら、その方がいいに決まっています。
大きなメンテナンスや交換するものも当分はない状態で納車されますからね!
筆者も新車のイケイケバイクが欲しいです(笑)
ただ予算の都合や中古でしか手に入らない車両も存在するのが現実です…。
この記事では、『中古車選びで気を付ける点』や『抑えておくべきチェックポイント』をご紹介します。
この記事をしっかり読んで、最高の相棒を探しに行きましょう!
中古バイクの選び方と注意点
中古バイクを選ぶ際には、様々な要素を考える必要があります。
ここでは、まずチェックするべき項目を4つ簡単にご紹介します。
特に重要な項目は後から細かくご紹介していきますね。
バイクの状態をチェックする
中古バイクを選ぶ際に最も重要なポイントは、そのバイクの状態を詳細にチェックすることです。
- エンジンはしっかりと吹け上がるか
- タイヤにひび割れ・交換寸前の状態ではないか
- 灯火類は正しく点灯するか
- フレームや変な箇所に傷が入っていないか
これらのバイクの各部分を丁寧に確認しましょう!
中古バイクの安全性と事故歴の確認方法については後からもっと詳しくご紹介します。
走行距離を確認する
バイクの走行距離は、そのバイクがどれだけ使用されてきたかを示す重要な指標。
しかし、実は「走行距離が短い」=「バイクの状態が良い」という訳ではありません…。
まれに、メーター等が交換されていたり巻き戻しをされている(本来の走行距離ではない)車両も存在する為です。
走行距離とメンテナンス状況を合わせて評価するようにしましょう。
走行距離についても大事なので、後で細かくご紹介しますね。
価格を比較する
同じモデルのバイクでも、年式、状態、走行距離などにより価格は大きく変動します。
複数の販売店やネットの中古車掲載サイトをチェックして、おおよそどれくらいの値段かな?と把握しておくのがオススメ。
そうしておくと、割高な車両を買ってしまって後で後悔…なんてことも避けられるようになります。
保証とアフターサービス
◎保証期間があるか
◎購入後のアフターサービスがどの程度提供されるのか
これらも中古バイク選びの重要な要素です。
万が一のトラブルに備え、しっかりと店舗に確認しましょう。
筆者も遠方納車で地方の車両を購入したことがありますが、エンジン回りのトラブルが起きた際、しっかりと保証して頂いた経験があります。
10万ほど掛かった修理だったので保証がなかったら…なんて考えたら怖いですね笑
中古バイクの安全性と事故歴の確認
中古バイクを選ぶ時に特に不安なのが、安全な車両かどうか…。
中古バイクの安全性は
- その車両がしっかりとメンテナンスされてきたか
- どういった用途に使用されてきたのか
- どのような経歴の車両か
といった要素に影響されます。
特に、バイクの事故歴はその安全性を大きく左右します。
ここでは、中古バイクの安全性と事故歴の確認方法について詳しく解説します。
事故歴の確認
中古バイクを選ぶ際に特に注意したいのが、この”事故歴”の有無。
過去に転倒や事故を起こしていた場合、フレームの歪みや機械部品の損傷といった形で残ることがあります。
これらはバイクの安全性に直接影響を及ぼすため、バイクのフレームや塗装に異常がないか、自分の目でしっかりとチェックしましょう!
メンテナンスの状況
バイクの安全性を保つためには、定期的なメンテナンスが不可欠。
ちなみに、筆者がメンテナンス状態を確認するためにチェックしているのは次の項目です。
- オイル交換はされているか(頻度はどれくらいか)
- ブレーキの点検
- タイヤ交換はされているか(溝の有無やタイヤの減り方を見ます)
- チェーンは錆びていないか
- スプロケットはやたらと摩耗している状況ではないか
これらの項目を自分の目で確認し、売り手にもしっかり確認をとるようにしています。
メンテナンス記録が残っている場合、それをチェックすることも有効です。
各部のチェック
バイクの安全性を確認するためには、実際にバイクをチェックすることも重要です。
購入前に実際にバイクにまたがり、可能であればエンジンをかけてみましょう。
そうすると、「エンジンの音」「ブレーキの効き具合」「灯火類」など、バイクの各部分を細かく確認することができます。
走行距離とバイクの状態の関係
バイクの中古車を選ぶ際、走行距離は必ずチェックしておきたいポイントです!
ここでは、走行距離とバイクの状態の関係について解説していきます。
走行距離とバイクの寿命
一般的に、走行距離が長いほどバイクの部品の摩耗や劣化は進み、メンテナンスや修理が必要になる可能性が高くなります。
しかし、これは必ずしもバイクの寿命が短いことを意味するわけではありません。
定期的なメンテナンスと適切なケアが行われていれば、高走行距離のバイクでもまだまだ長く乗ることが可能です。
メンテナンスと走行距離
走行距離が多いバイクでも、定期的に適切なメンテナンスが行われていれば、バイクの状態は良好である可能性が高いです。
「オイル交換」「ブレーキパッドの交換」「タイヤの交換」など、定期的なメンテナンスが行われているかどうかを確認しましょう。
一般的には、長く乗り続けたいならできるだけ低走行の車両を選ぶのが良いとされています。
ただ、筆者の個人的な意見としては、しっかりとメンテナンスをされている車両であれば値段・コンディションを考慮した上で走行距離が伸びた車両を選ぶのも一つの選択肢です。
走行距離と価格
通常、走行距離が多いバイクは価格が低く設定されます。
つまり、高価なバイクでも高走行距離のバイクであれば予算内で購入ができるかもしれないということです。
そのバイクがしっかりとメンテナンスされていて、まだまだ乗ることが可能な状態であれば、高走行距離のバイクでも良い選択肢となることがあります。
筆者も絶版車両が欲しい時期があり、しっかりとメンテナンスされている走行距離が伸びた車両を購入しました。その車両は、前オーナーのメンテナンスがしっかりと行き届いており特段大きなトラブルもなく長く乗り続けることができました。
走行距離の確認方法
バイクのメーターをチェックすることで走行距離を確認することができます。
しかし、前述したように、メーターが改ざんされている可能性もあります。
購入前には販売店や前の所有者から詳しい情報を得ることが重要です。
こんな車両には注意
サーキット走行で使用されていたような車両には注意が必要です。
サーキット走行用のバイクは一見様々なカスタムがされ、お得そうに見えます。
しかし、メーター上の走行距離が低走行であっても、サーキット走行のような高負荷で使用されていた車両は避けた方が良いでしょう。
限界走行を行った車両はエンジン等にダメージを抱えてる場合が多いです。
場合によってはエンジンを分解修理しなければいけない大きな出費になってしまうケースも…。
長く乗り続けたいというのであればなおさらです。
見かけや装備だけに騙されず、車両の用途もしっかりと確認しましょう。
中古バイクの価格と走行距離のバランス
中古バイクの価格は走行距離に比例して下がっていくと言われています。
しかし、あまりにも走行距離が伸びていると安全性に不安を覚えますね。
そこで、ここでは中古バイクの価格と走行距離のバランスについて解説していきます。
あなたの予算と用途に合った中古バイク探しの参考にしてみてくださいね。
価格と走行距離の関係
一般的に、走行距離が長いバイクは価格が低く設定される傾向にあります。
前述したように、そのバイクが適切にメンテナンスされていて、まだまだ乗ることが可能な状態であれば、高走行距離のバイクでも良い選択肢となることがあります。
一方、走行距離が少なくても、メンテナンスが怠られていたり、重大な機械的な問題があったりする場合、購入を見送るべきです。
価格の相場を判断する
バイクの価格が適正であるかどうかを判断するためには、同じモデルのバイクの市場価格を調査することが重要です。
インターネット上のオークションサイトや中古車販売サイトを利用して、「同じモデル」「同じ年式」「同じ程度の走行距離」のバイクの価格を比較しましょう。
何度も見ていると自然に相場観を身に着けることができますよ。
価格交渉の余地を見つける
中古バイクの価格は、新車の価格とは異なり、一定ではありません。
「バイクの状態」や「走行距離」、さらには「販売店の状況」によって、価格交渉の余地があることも多いです。
バイクの詳細なチェックを行い、必要な修理やメンテナンスがある場合は、それを価格交渉の材料とすることができます。
価格と長期的なコスト
バイクの価格は、初期投資だけでなく、長期的なコストも考慮する必要があります。
例えば、メンテナンスが怠られていて相場から外れて安価なバイクは、後々高額な修理費用が発生する可能性があります。
そのため、目先の価格だけではなく、バイクの状態やメンテナンス履歴もしっかりと確認しましょうね!
まとめ:バイクの中古車選びで快適なバイクライフを
バイクの中古車選びは、一見すると複雑かもしれませんが、予算内でより良い相棒に出会うための重要なステップです。楽しく長く付き合っていけるバイクをしっかりと吟味して、より楽しいバイクライフを送りましょう!