vol.6 待ち焦がれた納車の日

ISOSHU

楽しみすぎて前日は夜しか寝れませんでしたこんにちは。

バイクカバーも買った。ワイヤーロックも買った。HONDAのキーホルダーも買った。準備に抜かりはない。

「なんのバイク乗ってるの?」と聞かれたらドヤ顔で「スーフォアだよ(ニヤリ)」と言える日がやってくるのだ。

一体どんな初対面になるのだろうか。

期待に胸を膨らませてベッドに入る。目が覚めたら、僕もCB400SFオーナーの仲間入りだ。

登山帰りの疲れた身体は、僕をすぐさま深い眠りへと誘う。

目次

CB400SFとの初顔合わせ

青空が広がる絶好の納車日和だ。

今回僕の落札したCB400SFは、車検が切れているので整備をして車検に出さなければならない。そして、オークションではネットで落札したから現車確認をしていないので、果たしてちゃんと走るのか、どの程度の状態なのかが納車されるまでわからないのだ。

バイク屋さんで買ったみたいに、すぐに乗れまっせ!では無いので、バイクに詳しい知人宅に配送してもらうことにした。

到着予定の時間から遅れること10分、1台のトラックがやってきた。荷台にバイクを3台積んでいる。

そのうちの1台、黒く光るバイクが僕のCB400SFだ。

運転手のお兄さんが荷台から僕のバイクを降ろす。

ISOSHU

お、おおおお〜、かっちょええ〜

やっぱり実物はいい。めちゃくちゃカッコいい。そして、思ってたよりもキレイ。

納品書に受け取りのサインをして、鍵をもらう。興奮が止まらない。

まずはバイクの周りをぐるっと眺めながら一周する。さほど目立った傷もなく、少し手入れすればピカピカにできそう。

さあ、いよいよ始動の儀式。キーを差し込み、カチッと回す。

あれ?メーターが動かない。

YouTubeでバイクの試乗動画を見ていると、キーを回したらメーターが動き、計器類が光ったりして、いかにもスイッチをONにしました感が出ていたので、この時もそれを期待していたいのだが動かない。

見落としたか?と思い、もう一度キーを元に戻して回してみる。

明るかったので見えにくかったが、緑のランプは付いている。ただ、メーターは動かない。

なるほど。YouTubeで僕はCB400SFのNC31試乗動画を見たことが無かったのだ。おそらく、NC31はこんなもんだろうと自分に言い聞かせる。

次は実際にエンジンをかけてみる。

キュルキュルキュル・・・・キュルキュル・・・ボウン・・・

一発でかからない。何度か試すがかからない。

セルを長めに回しながらグリップを微妙に回していくとようやくエンジンがかかり胸を撫で下ろす。

マフラーは社外のマフラーが付いている。4気筒の心地良い渋いサウンドが響く。

感動の瞬間だ。

アクセルを回し、少し吹かしてみる。めちゃくちゃ良い音が鳴る。

これにして良かった。CB400SFにして良かった。

時間と手間をかけて古物商の許可を取り、オークションに申し込み、やっとのことで落札したが、今までの苦労が一瞬で報われた気分だ。

スーフォアを買ってみて

未だ実際に走れていないけど、4気筒のエンジン音、僕好みのネイキッドのフォルムや色にはとても満足している。

ヘッドライトやマフラーは社外品が装着されているし、タイヤも溝がしっかりある。

走行距離は19,000kmとなっているか、これに関しては26年前のバイクなので半信半疑だ。でも、たとえメーターが一周まわって119,000kmだったとしてもそれはそれでいい。

要は、しょっちゅう壊れずに走ってくれたらいいと思っている。

びっくりするぐらい久しぶりにバイクに乗るので、乗り方を覚えているかどうかは不安が残るが、少し慣れてきたら次は大型免許を取りに行こうと考えている。

大型免許が取れたら、次は大型のバイクを買う予定だ。

その時には、このCB400SFとはお別れすることになるだろうが、手をかけてメンテナンスしていれば、オークション落札金額より高く売れるはず。

オークションの権利を最大限に生かして、今後は色んなバイクに乗り換えて楽しみたいと思う。

次回は、CB400SFの整備について少し書いてみたい。

ISOSHU

じゃあね〜

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この記事を書いた人

本メディアの運営者。久しぶりにバイクに乗るために、古物商許可を取得しバイクオークションを始める。兵庫県在住、猫2匹と暮らすリターンライダー。愛車はCB400SF NC31 Version-S→CBR954RR(現在)
バイカーの皆様にとって楽しく役に立つメディアを目指し現在奮闘中。

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