「今は中型バイクに乗ってるけれど、いずれは憧れの大型バイクに乗りたい!」
なんて方も多いのではないでしょうか?
筆者も「いずれは大型バイクに乗りたい!」と憧れ、中型バイクから大型バイクへステップアップしてきました。
いざ大型バイクに乗ると、圧倒的な速さとパワーに感動しました!(自制心は必要ですけどね)
また、中型バイクに乗っていた時より高速道路の走行が非常に楽になり、長距離ツーリングに頻繁に行くように。
そして、行動範囲が広がった結果、様々なコミュニティや多くの仲間と出会うことができました!
そんな筆者があなたと大型バイクの素晴らしさを分かち合うために、「中型バイクと大型バイクの基本的な違い」から、「オススメの大型バイク」までしっかりご紹介しちゃいます!
最後まで読んで、大型バイク乗りへの第一歩を踏み出しましょう!
中型バイクと大型バイクの基本的な違い
ここでは、中型バイクと大型バイクの基本的な違いについてご紹介していきます!
それぞれの特徴を把握して、バイク選びの参考にしてくださいね。
エンジンの排気量
中型バイクは、エンジンの排気量が250ccから400ccの間のバイクを指します。
一方、大型バイクは401cc以上のエンジンが搭載されています。
全てに当てはまるわけではありませんが、エンジンの排気量が大きいほどバイクのパワーもアップしていきます。
重量とサイズ
中型バイクは比較的軽量で取り回しやすいです。
これに対して、大型バイクはサイズが大きく重量も重い傾向があります。
ただ、大型バイクの中にも比較的小型軽量な車種もあります。
「体力や体格に自信がないけれど大型バイクに乗りたい」という方は小型軽量な大型バイクがオススメです!
具体的な車種としてはMT-07やSV650Sなどが該当しますね。
運転の難易度
大型バイクは少々重量が重いため、初心者には取り回しやすい中型バイクの方がオススメです…!
自信がない方は中型バイクで経験を積んだ後、大型バイクへステップアップすると良いでしょう。
取り回しでバイクを倒してしまったり、立ち転けしたりするリスクを多少は慣れでカバーできるのではないか、と筆者は考えております。
筆者も最初はCB400SBでバイクデビューをし、大型スポーツバイクにステップアップしてきました。
使用目的
中型バイクは比較的軽量小型な為、ツーリングだけではなく通勤・通学にも使いやすいです。
一方、大型バイクは長距離のツーリングや高速道路での走行に適しています。
大型バイクを通勤・通学用途に使用するにはガソリン代もかさんでしまうので、少々大変かもしれませんね。
筆者は小型スクーター・中型バイク・大型バイクの3台で、何でもできちゃう構成にしています!笑
中型バイクの特徴とメリット
ここでは、中型バイクの特徴とメリットをご紹介します。
「最初から大型バイクはちょっと怖い」というバイク初心者の方は特にチェックしてみてください!
公道走行するのにちょうどいい排気量
中型バイクは、エンジン排気量が125ccより大きく、400ccより小さいバイクを指します。
バイクの排気量の一例ですが、150, 250, 400ccなどの排気量であることが多いです。
パワーがあり過ぎず、高速の移動もしっかりこなせるオールマイティーなポジションでしょう。
軽量で取り回しやすい
中型バイクは、大型バイクに比べて軽量なこともポイント!
取り回しがしやすく駐車も簡単です。
特に狭い道路や混雑した都市部での運転に適しています。
自分がよく使う場所・走る場所を考慮して選ぶのも良いかもしれませんね!
燃費の良さ
中型バイクは、大型バイクと比較してパワーが控えめです。
そのため、車種によっては燃費が良いという傾向も。
長距離の移動や通勤においても、お財布に優しいのはありがたいですね。
初心者にも扱いやすい
そして何より、中型バイクは初心者にも扱いやすい!
これは、エンジンのパワーが過度でないためです。
また、軽量であるため運転の練習やテクニックを磨いていくのに非常に適しています。
価格が手頃
大型バイクに比べて中型バイクは価格が手頃であることが多いです。
初めてバイクを購入する際や、予算を抑えたい場合には、中型バイクがおすすめです。
大型バイクの特徴とメリット
ここでは、大型バイクの特徴とメリットをご紹介します。
「大型バイクに乗ってみたいけれど、なかなかイメージできない」
そんなあなたに大型バイクの魅力をしっかり伝授しちゃいます!
大型バイクの定義
大型バイクは、一般的に排気量が400cc以上のバイクを指します。
排気量が増えるごとに、燃費、維持費、速度、加速力などが比例して上がります。
パワフルなエンジン
大型バイクにはトルクの大きいエンジンやパワーのあるエンジンが搭載されています。
例えば、1,000ccを超えるものでは、最高速度が300km/h以上出るものもあります。
加速性能も非常に高いので、高速走行時の追い越しも楽にこなせちゃいます!
長距離移動に適している
大型バイクは、その構造とエンジンの性能から、長距離のツーリングや旅行に適しています。
大型バイクは高速道路を低回転で走ることができます。
そのため、比較的振動も少なく、重量からくる安定感と性能の高いサスペンションにより楽々と走ることができるでしょう。
所有欲を満たす
正直一番ここが大きいところかもしれません!笑
公道では基本的に法定速度までしか出せないので、「自分がこんな車両に乗っていたらかっこいいかも!」という視点や「この乗り味が好き!」というところにフォーカスしてバイクを選ぶのも良いかもしれませんね。
実は、筆者も前傾姿勢のスーパースポーツタイプのバイクに数年乗っていました。
「自分がコイツに乗っていたらかっこいいかも!」
なんて単純な理由で選んでしまった過去もあります。笑
大型バイクを選ぶ際のポイント
「大型バイクの特徴はわかったけれど、種類が多くてよくわからない」
そんなあなたへ、大型バイクを選ぶ時のポイントをご紹介します。
「後で使いにくくて後悔した…」なんてことにならないためにも、しっかりチェックしましょう。
用途を明確にする
大型バイクの選び方の最初のステップは、自分の主な用途を明確にすること。
・ツーリング目的なのか
・日常の移動手段として使用するのか
・スポーツ走行を楽しむためか
目的を定めるとなんとなく車種が絞れてくるかもしれません。
「どれもやりたい!」そんなあなたは二台持ちをしてしまいましょう!
実際に筆者は125ccのバイクと小さいサーキットを走行する中型のバイク、ツーリングで使用する大型バイクを同時に持っていました。
予算を設定する
大型バイクは価格帯が幅広いため、あらかじめ購入予算を設定しておくことで、選択肢を絞り込むことができます。
足つき性と取り回し
バイクのシート高や車重、形状などによって、足つき性や取り回しのしやすさが変わります。
特に初心者や身長が低い方は、実際に店舗で試乗して、自分に合ったモデルを選ぶことが重要です。
「この車種が気に入っていてどうしても諦めたくないよ!」という方はローダウン(部品等を交換)して足つき性を改善する方法があります。
バイク屋さんのスタッフにローダウンが可能か相談してみるといいかもしれません。
メンテナンスと維持費
大型バイクは維持費が高くなる傾向があります。
タイヤも大型になり交換費用も高いです。
定期的なメンテナンスや部品の交換、車検などのコストを考慮して、ギリギリの維持費でやっていくのではなく、ツーリングや定期的に乗るのを考慮したプランを組みましょう。
せっかく買ったのにまともに乗れず、無理なローンや維持費に追われるのは勿体ないですからね…!
オススメ車種
それでは、筆者がこのバイクはオススメ!という大型バイクを少しご紹介します。
大手国産メーカーに絞ってご紹介するので、「やっぱり最初は国産から始めたい!」という方はぜひ参考にしてくださいね。
ホンダのオススメ大型バイク
VTR1000F
996 ccのVツインエンジンを搭載したバイクで、1997年から2003年まで日本でも販売が行われたが、それ以降は輸出専用車となり、2007年に生産が終了。比較的お安めな値段で買えちゃいます。
Vツインの鼓動が最高です!
CB1300SF
CB1000スーパーフォアから引き継がれたPROJECT BIG-1コンセプトに基づいたHONDAのリッタークラスネイキッド主力車種ならびにCBシリーズのフラッグシップモデル。大排気量から来るトルクがたまらない一台!
車格も大きく、ビッグバイクを所持するという所有欲を満たしてくれます。
CBR1000RR-R
ホンダのフラグシップマシン!
パワーと速さを兼ね備えており、様々な軽量化が施された一台。
ヤマハのオススメ大型バイク
MT-07
軽量な車両は扱いやすく、2気筒のエンジンが心地良い加速をしてくれます。
比較的安いお値段で買えるのも魅力ポイント!
MT-09
2気筒と4気筒のいいとこ取りをした3気筒搭載!
使用するシチュエーションに応じてエンジンの特性を変えることができます。
上記MTシリーズは中古車の数も比較的多い為、理想の状態の車両が予算内で見つかるかもしれません!
YZF-R1
ヤマハの最速理論が詰め込まれた一台。
研ぎ澄まされたデザインと扱いやすいハイパワーエンジンが搭載されている。
スズキ
SV650S
非常に安価!
エンジンのパワーも控えめですが、街乗りやツーリングにもマルチに使いやすい一台。
ハイパワーなのもいいけれど、付き合いやすいバイクってのもいいもんです!
GSX1300Rハヤブサ
300km/hの壁を越えられる一台。
1300ccのハイパワーなモンスターエンジンが搭載されています。
長距離ツーリングも楽々こなせてしまいます。
カワサキ
Z900RS
クラシカルなデザインでカスタムパーツも豊富です!近年の大型バイク新車販売台数で1番売れている大型バイクです。
ツーリングに出かけると必ず1台は見かける人気車種です。
Ninja1000SX
アップハンドルで乗車姿勢は楽ですが、1000ccのパワフルなエンジンを搭載しており、スポーティな走りもこなせちゃいます!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
時には憧れや勢いで気に入ったバイクを買うのも良いかもしれません。
しかし、相棒となるバイクと長く付き合っていくには自分の用途ややりたいことに合っているバイク選びが大切です。
場合によっては用途に合わせてバイクを2台持つのも手です!
大型バイクは車両価格・メンテナンス費用が高くなってしまう傾向がありますが、圧倒的なパワーと所有欲を満たしてくれます。
是非この記事を参考に最高の相棒を見つけてみてくださいね!